正午の空、薄雲を通して冬至の弱日(よろび)が |
現代人は夜型人間が多く、夜が好き、という方も大勢いらっしゃいます。しかし、電灯が発明される以前、大昔の人は、
「夜が好き!」
などと言おうものなら、性的変態か、盗人の類か、遊び人のやくざな輩としか思わなかったでしょう。夜は寝るものであり、灯をつけて起きて何かをするのはよほど必要に迫られてのものでした。
そうはいっても、この冬至の頃は夜が長いため暗いからといってそうそう寝てばかりもいられません。灯りと暖房の両方かねた「囲炉裏」(いろり)のそばに寄り集まって、夜なべの仕事をしたり、せいぜいお話に興じたりしたのでしょう。
ともかく夜が長いのは昔の人は嫌ったはずです。おまけに日が短くなるにしたがって寒気も募ってきます。だから冬至はあまり歓迎されなかったのではないでしょうか。
しかし、この日から一転、太陽は高度を高め、光は少しずつ強さを取り戻し始まます。弱った太陽が元気を回復するスタートがこの冬至でもあるのです。
まあそのためか、人の体もそれに合わせて回復するように願ったのでしょうか、この日は
『ユズ湯に入って元気を回復』
『かぼちゃ(南瓜)を食べてスタミナ回復』
というのが冬至の行事みたいになっております。ちょっとミーハーの気があるやまさんはさっそくそれを実践するためお店に買いに行きました。
まずかぼちゃ(南瓜)、見ると四分の一のかぼちゃが500円近くします。
「高~~~!」
やめまして、お総菜コーナーのかぼちゃを探し、しめて298円のこの2品を購入しました。
そして最後はユズ湯、一個58円のユズを2個買って御覧のように今晩のお風呂は
『ユズ湯だぁ~』
ユズ湯はすぐ思いつきました。
「冬至はユズ湯で湯治なんちゃって・・・・・」
次はかぼちゃ、これがなかなか思いつかない。そしてかぼちゃの別名、南瓜でようやくダジャレが
「冬至は太陽がもっとも南に近接する。つまり冬至は南近で南瓜じゃ~」
ちょっと苦しかった!
今日から寒気がやってくる。夜になってグッと冷え込んできた。この寒気かなり強く長引く。クリスマス寒波と言っていた。
寒いのは嫌いだがクリスマス寒波だけは許す。ホワイトクリスマスになるといいな。雪がちらつくだけでもいい。
今夜は一番夜が長い。冷え込んできた外気の中、公園のイルミネーションが一段と冴えた光を放っていた。
2 件のコメント:
冬至は南瓜と柚子湯なんですか?知りませんでした(゜_゜)柚子湯があるのは知ってましたが、冬至に入るんですね。今日はもうフランスのブルターニュ・ナチュラルソルトに入ってしまったので明日にでもかぼちゃと一緒に購入して入ってみます。それにしてもカボチャ旨そうですね! 今、家には韓国産の「ゆず茶」というのがあるので、飲んで寝ます。これは砂糖とハチミツでつけたやつで、けっこうハマります。(^.^)
私ね、カボチャのコロッケ、それも中にミンチがたっぷりぷりぷり入ったのだ~~い好きなんです。とってもおいしく、食べればなぜか踊りたくなります(ちょっと大袈裟か!)
でもこの日、冬至なためか、まだ早い時刻だったのに売り切れでした。残念でした。
ゆずは食べるのもいいですね。風邪の予防になる気がします。
フランスのブルターニュ・ナチュラルソルト、いいですね。私などが入ると
フランス美女が出てきて
「旦那さん、体を塩もみいたしまひょ。」
とかいって出てくる妄想をしそうです。
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