そうそう、昨日、わが町の中心部で火事があった。昼の火事で、野次馬の数が多かった。私もそうであるが、なぜか小中学生もいて、周りを走り回っている。
学校はどないしたんじゃ?
聞くと、家庭訪問で昼から放課のようである。
消防車、パトも多数駆けつけホースをあちらこちらの消火栓につなぎ、消防団や警察も入り混じって一時、大変な騒ぎになった。
幸いボヤ程度で類焼もなくしばらくして鎮火した。
邪魔になるばかりで、ただただ見物をする、物見高いいわゆる「野次馬」は、冷静になって考えると、決して品のよい行為ではない。
しかし、皆さんの街ではどうか知りませんが、わが町では、火事が起こると全町に響き渡る「サイレン」が火事をすべての人に知らせます。
あの「う~ぅ~う~ぅ~」と鳴るサイレンは、私には切迫感となにやら得体のしれぬものが襲ってきそうな恐怖を感じさせます。
空からプテラノドンが襲うか、あるいは地から、ボコッとゾンビが湧いて出てくるか、ともかく、小便ちびりそうにビビります。
実は、小学校3年の時、近所が大火になり、真夜中非難したことが、いまでも恐怖として残っているのです。
サイレンを聴いて室内から飛び出ました。視界の広いところへ出てみると、わりと近くから黒煙が上がっています。
子供の時のトラウマもなんのその、不安やら何やらわからない衝動に煽られ、足は現場へと向かい、そして、
私も野次馬の一員になりました。
物見高い野次馬のDNAは今に始まったことではありません。
なんと1200年もまえから我らにはあるのです。
わが本の絵巻物から、写メールで撮りました。生き生きした平安の野次馬をご覧ください。
「伴大納言絵巻」
応天門が火事じゃ、それ、行け~
みんな走るはしる、爺ちゃんは杖をついて負けじとばかり、
中には鶏のように頭の悪い男が回り道をすればいいのに、右隅、壇をよじ登って最短で急ごうとしてます。よっこらしょ、
火事を見上げる野次馬の顔顔顔、表情は千差万別だが、今と変わらぬ人々。
かなり近くの野次馬、火の粉が降りかからんばかり
あち、あち、あち、
ジッとしていられません。
キャンディーズのスーちゃん、田中好子さんが亡くなった。早すぎる死。享年55歳
アイドルから何年たっても素晴らしい人、美しさも歳に似合って磨かれ光っていた。
平成元年にあえて白黒で作られた「黒い雨」、演技も素晴らしかった。
これからも美しく老いるであろうと思っていたのに、残念です。
こんないい人でも早く死ぬのに、やまさん、長く生きすぎたかなあ。
ご冥福をお祈りいたします。
1 件のコメント:
ごぶさたしています。
お元気そうでなによりです。キャンディーズのスーちゃんは確かに早すぎますね。年金を1円も貰わず死ぬなんて・・・
不謹慎ですね。
しかし、逆らえない寿命だったのでしょうね。1日1日を大事に生きたいものです。
火遊びするとオネショするというのをどこかで聞いた記憶があります。yamasanのご病気と中和してくれるかも?
不謹慎だし、失礼ですね。
では。
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