今日は気温が低く、影に入ったら寒い。しかし、素晴らしくいい天気である。日の光は強く、透明で、目にする青葉も気持ち良い。街路を歩いていると躑躅の鮮やかな色も目立つようになった。
行楽にはもってこいの日である。サイクリング、山歩き、徒歩での散策、あるいは少し汗を流すような運動もいいだろう。
自粛ムードもよくないということで、逆に行楽を楽しもうというムードも起こってきていいことなんですが、行楽地は人、人、人、の超満員になるのはいただけませんね。
ぜんぜん金のない私は、普段と変わらぬつつましやかな生活を続ければいいんでしょうが、ゴールデンウィークとかで、みんな浮き足立つ中、わたくしもちょっとは、ゴールデンウィークの行楽の楽しみを「舐る(ねぶる)」だけでもと思い、徳島駅に降り立ちました。
いや、いや、いつも徳島駅へは行っているんですが、今日は世間並みに皆様の楽しみの何十分の一でも、「ねぶり(舐り)たい」と普段の気持ちとは違い、降り立ちました。(この表現からしていつもとちゃう)
さてさて、そうはいったものの、
「金にゃ~あれへんから、どないしょう」
「自転車でとりあえず海の見えるとこまでいこか、津田の海は1月に行ったから、今日は大神子海岸にしょうか、」
「それとも逆方向で、国府へ行って史跡公園も入れて三か寺詣りにしようか」
図書館でしばらく本を探してから、それから決めようと、青少年センターの前に来ると、友達にバッタリ会いました。
センター内で話をしていると、人とのおしゃべりの方が面白くなり、自転車でウロウロするのはやめました。
考えれば、話をする人は近頃めっきり少なくなり、人恋しかったんだと思います。他愛のない話でしたが、楽しかった。
今、午後8時が近づいています。今日も夜のウォーキングに出ます。つけっぱなしのTVから、イギリスの皇太孫の結婚式の中継を流しています。
その挙行場所をみながら、あることを思い出しました。
江戸時代初期、この場所のことが記録に残っています。三浦按針(イギリスからの帰化人で家康の顧問を務めた)の報告です。
その場所、原文には、毛筆ですがこのように記されています。
「おしめした」
これ、わかりますか?江戸時代の人にはこの場所の英語がこのように聞こえたんでしょう。
「ウェストミンスター」
明治以降の英語のカタカナ表記はネイティブが聞くと何が何だかわからないそうです。「ウェストミンスター」なんどと、だらだら9つも音節はつづきません。原文では4~5の音節ですから、「おしめした」の方が、ネイティブにはわかりやすいのです。江戸時代人の方が発音に忠実な表記だったんですね。
ウェストミンスター寺院での挙式をみながら、
「オシメした」?などと、アホなだじゃれを考えました。
1 件のコメント:
こんばんは。
お元気そうで何よりです。
世間はGWに入り自粛ムードとはいえ浮かれた感じがありますね。yamasanにおかれましては温泉など楽しまれてはいかがでしょうか?
といっても元名店街の「眉山の湯」や「えびすの湯(ちょっと遠いか)」など町中のものをいつもより長く楽しみ骨休めなぞいかがでしょう。
ちなみに自分は蔵本温泉で十分です。
毎日のようにブログ更新お疲れ様です。いつもながらの博識に感銘していますよ。
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