石井町の前山公園から山を縦走し椿園に降りるコースを歩いた。
上の地図の右、起点から出発し、最初のポイント地蔵峠まで上り坂を歩く。
途中にかわいらしいスミレがあったので写真におさめる。
地蔵峠、分水嶺、左手は入田町、右手は登ってきた石井町である。
尾根道はこんな感じの道がつづく、背丈より高い篠竹が左右に茂っている。
午前中は体が何となくしんどかったが、昼からこのように山をてくてく歩くとなんだかずいぶん元気が出てきた。
尾根と言っても標高300米くらいだから鬱蒼として、華やかな花木などはないが、歩いていると冬には感じられなかった木から分泌された樹脂の匂いが鼻につく。春を強く感じる。
春は再生、若やぎの季節であるが、やまさんのように60回も春を重ね、積もり積もってくると、過去の遠い春があちらこちらに埋もれている。古い春が堆積し腐敗しその腐葉の上に新しい春が芽吹く。
「やまさんもそろそろ次代の養分になるため倒れ土に帰してもいいんでないかい?」
遅き日の つもりて遠き むかしかな (蕪村作)
尾根道から椿園に降りる。ここの写真は編集しヨウツベに投稿しましたから見てください。
BGMの「ロンドンデリーの歌」はアイルランド民謡であるが、日本ではこの歌は歌詞を変えた「ダニー・ボーイ」としての方が有名である。
1 件のコメント:
体調が良いようで何よりです。
明日は、頑張ってください。
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