2012年2月14日火曜日

雨の風景


 傘をさして歩いていると猫が檻に入れられて飼われていた。

 雨の日の静かな池、すぐそばまで山が迫っている。
 乱層雲が断片となって山にまとわりついている。層状の山霧のようだ。

 冬木立の枝の中では新芽の用意もされているだろうに、まだ病葉(わくらば)となっても枝にしがみついている。哀れと云おうか、健気と云おうか、オー・ヘンリーの『最後の一葉』を思い出した。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

「猫に檻」ですか、「猫に小判」か「猫に今晩は」のほうがいいな~。2枚目の写真はすごく幻想的というかいい感じで取れてますね!それによく見るとUFOが二基ほど飛んでいます。更にすごいです。そしてオー・ヘンリーの『最後の一葉』、じっくり読んでおきます。(^.^)

yamasan さんのコメント...

猫は自由な放し飼いが普通と思うのですが、こんなにたくさん檻で飼うとは、どのような考えの人なんでしょうね。三味線屋じゃないでしょうね。

 このあたりは我が町の領域です。散策にちょうどいいですが寒いので最近は行っていませんでしたが、暖かくなると散策して「やまさんの哲学の道」とでも名付けたいですね。