今午前9時半、もっと早くから起きてたが、さむーて、布団から思い切って出られん。ぐずぐず、うとうと、毛布にくるまってると、あったこうて、気持ちがええ。
こんなんではいかんと、エイヤーと思い切って布団から飛び出たものの、ファンヒーターが点火するまでの間、
「うー、うー、うー、うー、うー」
と、あまりの寒さのため、不随意にうめきが知らず知らずもれてくる。
「おまえは、消防車か!」
「それにしても、なんちゅう寒さじゃ」
歳いっての寒さはこたえる。地球温暖化といってさわいどるが、
「びんぼう人と、年寄りは暑い方がマシじゃ」
19世紀のヨーロッパの印象派の画家のように常夏のタヒチあたりで、腰巻だけの美女に囲まれて老後を過ごせたら極楽じゃ、と不埒なことを考えても一向に暖かくならん。
「ゴー」
と、ようやく温風が吹き出し少しあったまる。
今年はずいぶん寒い年のような気がするが、60年人生を振り返れば、それでも私が子供の頃がこの冬より寒かった。分厚い氷が毎日のように張ってました。
思い出すのは、私が小学校6年の一月、気象史に残る寒波・豪雪で、後の世の人はこれを指して
「38豪雪」 (昭和38年)
地軸を揺るがす大寒波、と言われたものです。え、大げさですって?なにをおっしゃるうさぎさん!ほんとなんです。北半球の北極をまわるジェット気流の波動が見たことない形に変化し、それにつられてわずかですが地軸も揺れたんです。あとで知りましたが。
日本列島は連日大雪、北陸の列車はなんと一週間雪に閉じ込められ、雪崩の被害、屋根の崩落事故多発。静岡の焼津港に氷が張った。1月17日の新聞の見出しは
「日本列島凍る」
でした。
学校へ通う道は大雪がつもり大変でしたが、12歳の時のやまさんは元気でした。おお喜びで走り回ったのを覚えてます。
最高、この地方で30センチ以上積もりました。
この昭和38年1月から3月にかけて四国の鴨島でも北陸地方のようでした。
誰やらん、かまくらも作ってましたもの。
おお、ようやと、ぬくうなってきたわ。
1 件のコメント:
西のほうは、30センチも積もってましかた?
雪だるま小学生の時以来ですが作りたいです。
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