田宮のツタヤをうろちょろしてると、若い振り袖姿の(二重語かな、振り袖姿は大概若いわな、でも、都はるみのように60歳過ぎても振り袖着るから、やっぱ、若い振り袖といわにゃ)お嬢様の集団がいた。
こりゃ、なんぞ?
披露宴がお開きになったんかいな。
よく考えると、どうも地域によっては成人式の前倒しが今日みたいだったようで、
ああ、二十歳の成人の着物姿じゃ。
それからしばらくして、やまさんは徳島駅の階段を上ってました。前を行く若い男衆も珍しくなんと着物、キンキラキンではない地味な羽織袴、三人の一人は着流し羽織の格好、年齢はどう見ても20歳を超えたようには見えないのでこれも成人式帰りだろうか。
民俗衣装はよろしいですな。伝統に培われた民俗衣装は、やはりその民族が一番似合いますなあ。
おなごの子の着物姿は時々見るが、若い男子の着物姿なんかめったに見ん、今日はええもんみさしてもらいましたわ。私らの時は男はスーツばかり、それもかなり無理して親が調達してくれました。最近の男の着物姿は、若い男の子の伝統回帰か、見栄か、はたまた、ただあばさかっとるだけとみるべきか。
若い子にはどんどん着物を着て欲しいと思います。着こなしや歩く格好をうるさく言う人もいますが、全然、気にしない方がいいです。2000年以上にわたって培ってきた着物の臨機応変度、自由度は、明治以降の洋服に劣るものではないですから、どんどん崩し、若い人が工夫して着物を変えていけばいいと思います。
そういえば、真夏、ぼにおどりの時、若いつっぱったお姉ちゃんが、帯は腰できつく締めてるんですが、胸元あたりをうんと広げくつろいで着てました。だらけたように見えますが、江戸研究家によれば、このような着方は、活動的な江戸娘に一般的だったようです。今の着物はなぜか全体的にきつく締めすぎているようです。それにしゃなりこしゃなりこ歩く必要もありませんよ。着物を着て自分が好きなように歩けばいいと思います。
わかい男女が着物を着て、ぞべらぞべらと歩くのはほんとにいいもんです。日本の国に生まれた喜びを感じます。
私の好みからいえば、男は直垂を股立ちにした格好。女は壺装束で虫垂れの衣をたらした格好がいいんですがね。
今日と明日、目の正月をさせていただきます。ありがたや。
2 件のコメント:
天井裏に何か生き物がいるようです。さっきから、どどどど、がさがさ、こりこり、と音がします。
食べ物などあまりないので、寝てるとき私の足がかじられないか心配です。
ネズミでしょうか。極寒の時だから哺乳類だと思うのですが、妙な鳥かもしれません。
おしゃべりでもしてくれたら侘しさをまぎらわすのにいいんですが。
田宮のツタヤまでですか?
かなり、行動範囲が広いですね。
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