明日は11月9日、でも太陰暦では十月四日、最近では太陰暦なんか使う人はほとんどいない。多くの人には関心はない。月の出や形に関心のある人は陰暦を知っていると便利なくらいで日常の生活には困らない。
陰暦でお正月を祝ったりすることも私の子供時代にはまだ何軒かあったが、今は皆無。ただ伝統的な行事や神事は今でも旧暦で行われている。
旧暦には干支が割り当てられているのはご存知でしょうか。年には割り当てられているのはよく御存じだと思います。毎日のその日にも干支はあるんですよ。ほんとは60もの組み合わせがあるんですが、簡単に分類すれば12の動物(空想上の動物もいる)を割り当て12日で一巡するわけです。ネズミから始まりイノシシまでです。
そういうわけで明日、旧暦十月四日はイノシシの日なんです。この日は私のブログでも何回か取り上げましたが、
おいのこさんなのです。
「おいのこさん」は旧暦十月の最初の亥の日、つまりイノシシの日と決まっているのです。
おいのこさんについてはブログで取り上げましたから、ここで詳しくは書きませんが、子供の伝統的なパフォーマンスが無くなったのはかえすがえすも残念です。
ところで「おいのこさん」は「亥の子」から来ています。昨日のブログでイノシシは昔の農家にとっては害獣と書いたばかりなんですが、秋の収穫を祝う行事なのにこれはどうしたことでしょう。
私も専門的に研究したわけではありませんが、そのいわれは推測はできます。
イノシシにはあやかりたい徳があるのです。なんだと思います。それは獣のなかで非常に多産なのです。10匹いじょう20匹までは産みます。
農業の豊穣は多産と同一です。農業の豊穣を祝うにこれほどふさわしい獣はいないはずです。
以下はわたしのあてずっぽうかもしれませんが、そう思ってみると農業の富の象徴の米俵やそれに似せたといわれている小判の形にイノシシの子の「うりぼう」はよく似てると思いませんか。
うりぼうの写真やイラストを入れておきますので見てください。
追伸:おいのこ菓子が手に入りました。あすこのブログを読んでくださってるみなさまに味わっていただこうと思っています。
一袋の量が少ないため一つくらいしか当たりませんごめんなさいね。ほんとに試食だけです。
1 件のコメント:
おいのこ菓子 美味しそうです。 売って下さい。
うりぼうは、イノシシとは思えませんね。
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