アメリカでは格差反対デモが吹き荒れているそうである。そして15日は全世界で呼応しての大規模デモを呼びかけていた。
東京でも呼応して大規模デモを起こそうと、ネットなどで呼びかけ、マスコミも煽るような報道をしていた。
格差に怒り狂う若者が世直しの「打ちこわし」の大暴れや、あるいは「ええじゃないか」の狂喜乱舞でも起これば、
「お~、お~、たいしたもんだよカエルのションベン!見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、結構毛だらけ、猫灰だらけ、お尻のまわりは糞だらけ。」
と、フーテンの寅さんばりに褒めてやろうと思っていたが・・・
実際のデモはたった数十人。
おいおい、うちの田舎の町内会の陳情でももっと集まるぞ。
この日、呼応した世界各地ではニューヨークの5万人を筆頭に結構な数のデモが起こったようであるが、日本のこのしょぼさはもちろん世界最少。
さすがクールジャパンと呼ばれるだけのことはある。
これをなんと見るか
日本の若者はいくら虐げられても声をあげず、従順なのか
横のつながりを忌避し、集団行動ができないのか
ポストモダン社会の若者としてニヒリズムやシニカルを作法としているのか
まあ、私のような爺やんが分析するのはやめますが、日本に波及してもこんなもんじゃろと思うてましたわ。
若者格差論で売り出し中のA宮K女史なんかは、今回のデモ呼びかけに太鼓たたいて笛吹いてたみたいですが、効果はなかったみたいですね。
プラカードの「脱格差」の上に「脱原発」を書き入れれば一般の多くの人も集まるに違いない、と利口なことを考えるやつもいて実行したみたいですが、それも人数集めには効果がなかったみたいです。
もしかして?この動きに何か胡散臭さを多くの人が感じているんでしょうか?
さてねぇ~、わかりませんねぇ。
おもっしょかったのは天下の大新聞、A新聞です。なんと朝刊の一面トップがこの世界格差デモのこと、2面まで使い大大報道。
でも実際は数十人のデモ、
「針小棒大」の四字熟語とはこういう意味だぞ、と教える教材にもってこいでした。どうもありがとうございました。
2 件のコメント:
日本人の協調性って、こういう形では現れないんでしょうね。自己主張が出来ない民族ですからね。でも、今の若い人みたいに突然切れるか、無視し続けるかはみ見ものですよね。(((^^;)
若者の比率がどんどん少なくなっている日本ではダイナミックな社会変化は望めないのでは。
そのかわり暴走老人が増えてくると思うけど(最近よく見ますよ、むしろ若い方が老成してる)、この爺婆は若者の過激さと違って創造を伴わない無駄な暴走に終わりそうです。
誰かが書いてたけど若者の比率が高いほど革命がおこりやすいといってました。
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