2011年10月19日水曜日

貧乏小旅行 その2 ああ~なっがさきの~♪

 長崎へ行きたくとも銭はなし、銭を使わぬ「崎」の旅を企てました。

 今でこそ、長崎は地名・固有名詞として有名で唯一無二のような錯覚を受けておりますが、本来はこの『長崎』という名詞は特定の地名の固有名詞ではなく、一般的な普通名詞であったと思うのです。

 「崎」は、次のような意味があります。
 『《「先」と同語源》 1 海に向かって突き出ている陸の先端。みさき。「御前(おまえ)―」「妹と来し敏馬(みぬめ)の―を」〈万・四四九〉 2 山や丘が平地に突き出た先端。山の鼻。』

 つまり「長崎」とは、長く海に向かって突き出た岬(幅の狭い半島)というような意味であったと推測されます。

 そのため長崎という地名は「長崎」以外にも有名ではありませんがいくつかあるのです。鹿児島の串木野市にも長崎という地名があり(長崎鼻という岬)、それにちなんだ長崎町という町名もあります。

 またこの南の開聞岳付近の岬も長崎鼻といいます。
 だから長く突き出た岬は長崎と名付けられることは大いにあり得たのです。

 ただ、「長崎」が特異なのは長く突き出たいわゆる長崎二つに取り囲まれ深い入り江を作っていたことです。上記の「長崎」以外の長崎では長崎鼻という地名からわかるように一つの岬です(鼻が二つあればおかしい)。

 以上のことを頭において、銭のかからない旅をしたい私としては、ごく近くで「長崎」モドキの旅を探しました。
 県南まで行けば複雑な入り組んだ岬や入り江があるでしょうが、そちらも金がかかります。

 まず、自転車で徳島中心部から行けて
 二つの岬に囲まれた入り江ようの地。
 ないか探すとありました。下の地図を見てください。
 ちゃんと岬・〇〇鼻という細い半島様の二つの陸に囲まれているでしょう?その場所は

 「大神子海岸」です。

 自転車で行きました。途中の運転免許センターあたりまでは平地なんですけど、そこから大神子へはちょっとした峠になっていて登りはずっと自転車を降りて押しっぱなしでしたのでかなり疲れました。


大きな地図で見る

 それでは小旅行の動画、長崎モドキの旅、ご覧ください。
 BGMはもちろん私の大好きな「長崎の女」です。



2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

 長崎と大神子ですか、ちょっと強引な様な気がしますが、わからないでもないです。長崎は2回くらい行ったような気がします。行ったところは、車で天草から -島原半島半周 -長崎市内で泊まってグラバー園 -ハウステンボス行って別府に抜けるでした。大村湾の別荘と諫早の知人宅一泊っていうのもありました。いいところですが、やまさんの思い入れは尋常ではないので、なにか別の理由があるように思うのですが気のせいかもしれませんね。(^_^)

yamasan さんのコメント...

 読んでくれているかもしれませんが、ブログで長崎のテーマはよく取り上げてます。
 はっきりとしたいい経験なんかはないんですが、アイドルに対するあこがれのようなものですかね。

 歌の題名でも「長崎」というキーワードが入るのはダントツに多いそうですから、夢や幻想を見るのにいい街なんですかね。

 それはそうとしんさまとのコメントコミュはしばらくないのかと思い、空間ワープしましたが意外と早く復旧しましたね。

 コメント、毎日でなくていいですから
 雨が降ってて、何もすることがなく、うっとしい大気を通して犬のキュ~ィン、キャインという声が聞こえた時、

 「やまのやろう、まだくたばってないのかなぁ」

 とブログを覗いてみてください。