人間、早く死ぬ人もいれば長生きの人もいるが、まあ、平均寿命まで生きるとして、最近は80歳以上とみていいでしょう。歴史の長さから比べれば短いのでしょうが、近現代史と人生とを比較するとそうともいえない。
歴史が新しくなればなるほど歴史の変化は加速度的に大きくなっている。うかうかするとゆっくりした人のあゆみより歴史の方がどんどん先に進みすぎ、人生に追いつかないということもあります。
先日、「坂本竜馬」がおわり、今日はおなじNHKで「坂の上の雲」の放映がありました。明治国家を作り出す基礎を作った時代。そしてそれを発展させた時代。が背景です。
でも、考えると明治国家「大日本帝国」が生まれ、1945年に崩壊するまでの期間は78年です。これくらいだと十分生きられてまだおつりがある長さです。おなじ明治元年に誕生した人と国家が同時に成長したとします。急激に近代国家から帝国主義国家となり、そして大戦争、大日本帝国崩壊で終止符、しかし、長生きの人はまだ生きています。人より歴史が先に走りぬいたといえます。ゆっくりしたひとのあゆみより時の流れの方があっという間に過ぎ去り、過去の歴史となっていくのが現代です。
最近、この時の流れの速さにやまさん、目をまわすようになりました。いままでできるだけ振り落とされないように新しいものは積極的に学習しようとしてきました。パソコンも、知らなければ、と思い60歳で購入、学習しようとしました。なんとかパソコンを自分のものにしたいという願望があったため、過度に神経質になりました。遅々として進まぬのに覚えねばならぬこと、未知のことの気の遠くなるほどの多さ。辟易してしまいました。
「夕暮れて道遠し」です。
昨日のブログでは今にも癇癪をおこしぶっ壊しかねないようなことを書きましたが、ちょっと大げさすぎたと反省しております。訓練校も終わり、職も決まらぬ今、毎日、パソコンとどう向き合っていくべきか、まだ定まっていないのです。時間がたっぷりあるものでパソコンにちょっかいを出し過ぎるのかもしれません。距離も間もおいたほうがいいのかもしれません。
これからは無理なく続けられるようにほどのよい習慣づけができればと思っています。
2 件のコメント:
時の流れの早い時代ですね。
しかし、坂の上の雲は、3年スパンの放送で長いです。
第2部の放送が終わると、また第3部派1年後ですよね。
だ1部放送前に坂の上の雲ミュージアムや秋山兄弟の生誕地にも足を運びました。
愛媛や高知は、観光客誘致に相当力を入れています。
話が変わりますが、龍馬や秋山兄弟と時を共にした
徳島出身で日本の近代薬学の開祖 長井 長義氏がいます。
せき止め薬の「エフェドリン」の発見者。
徳島ももう少し、力の入れ方を変えたほうが良いと思います。
来年の春以降に放映されるようです。
パソコン苦戦されているようですが、私も12年前くらいは何度も壊しそうになりました。
僕も、yamasanと同じです。色々と先生に教わりましたが、自分の努力不足で、ずいぶん忘れ、困ってますが、お金がないので、壊す勇気がありません。yamasanは、勇気があり、前向きですね。
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