今日27日は御所の郷温泉劇場でドサ回り一座の歌謡・寸劇ショーがある。こういうお芝居は大好きなのでずっと前からこの日を楽しみにしていた。入湯料600円でショーも見られるのがありがたい。
ところが3日前に軽四が廃車決定の故障を起こしてしまった。一度は友人の助けで何とか動かせて我が家の庭まで引き上げたが、今日、乗ることはもうできない。
御所の郷温泉は阿讃の麓にあり我が家からはかなりの距離がある。時々、夜ここへ行っていたがもちろん車である。
「ああ、行く足がない!」
しかし、幸いなことに今日のショーは午後1時から3時までである。何とか見たい私は明るいうちに帰れるということで自転車で行くことにした。
家を出発したのは午前11時ちょうど、我が家からは香川へ抜けるトンネルの方向を目指す。吉野川を渡り、延々と続く国道318号線を北上するわけである。多少遠い距離はどうということはないのだが、自転車で走っていてわかったが、吉野川を渡って阿讃の麓まではずっとつづく登りこう配なのである。
これは思わぬ誤算で、キツイし、時間もかかった。車で走っていると登りこう配などはまったく意識しないが自転車では思い知らされた。
吉野川北岸は阿讃山脈から流れる中小河川が作る扇状地から成り立っている。そのため吉野川を渡ると阿讃の麓まで緩い登りこう配の土地となるのである。
ようやく中間あたりまで来た。阿讃山脈の方を見るがまだまだ温泉は見えてこない。
さらにチャカチャンリンと漕ぎ続けようやく温泉が見えてきた。山脈の切れ目の下、長く見える屋根が目的地御所の郷温泉。ツユクサと曼珠沙華を通して写真に撮る。
時計を見ると11時45分になっていた。家から休まず漕いで45分かかった。
開演は1時からなので先に入浴する。
演目は20以上ありましたがその中から、「歌謡・踊り」「寸劇」「プロの演歌歌手が歌う恋椿」の3つを録画しムウビメエカで編集しました。ご覧ください。
この動画の最後に歌っているプロの演歌歌手、ちょっと気に入ったので写真も撮りました。ハイヒールりんごももこの片一方に似てる。
今までの持ち歌は『鳴門わかめ舟』!なんちゅう歌か!ご当地ソングと思うがこんな曲の名前では売れまい。ようやく今日歌った『恋椿』が本格演歌。
どこのレコード会社か知らないが扱いがひどいんでないかい!私が気に入りというのに。
マネージャーとして一緒に全国の温泉劇場を流して歩きたいなと寝ぼけたことを思いました。
それからもう一つ悲哀を感じることがありました。風呂から出て(鴉の行水で短い)開幕まで時間があるのでスポーツ紙を見ていたら女優2人が写真に写っていました。
一人は吉永小百合、60歳をとうの昔に過ぎても、眼鏡をかけていても、さすが美しいですが、隣の人、キャプションを見てびっくり仰天、椅子から転げ落ちそうになりました。
「和泉雅子じゃ!」
大昔、『絶唱』という映画で楚々としたこの上ない美人だったのに・・・絶唱ならぬ絶句。
2 件のコメント:
最後のキャプション、遺伝子の成せる技なのか、生活習慣のせいなのか、気のも持ちようなのか、私としましては、老化は気の緩みということにしています。(^^)
アイドル時代以降この人の消息を知りませんでしたが、ネットで調べたら極地探検家になっていたんですね。そのため皮下脂肪を蓄えたり氷河のからの紫外線の反射で顔にシミができたりしたみたいですね。
そんなわけでただの弛緩したおばさんじゃなかったんですね。見直しました。
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