2011年9月7日水曜日

ワームホールと夢

 夕べBSを見ていると「ホーキングの宇宙」(たぶんシリーズものだろう)をやっていた。
 内容は「タイムマシンの実現」

 「ほ~、このホーキング、科学者にしてはちょっと異端なところもあるが、宇宙創成理論では一目も二目も置かれる大科学者、まんざら嘘の話でもないだろう」

 と見始めた。こんな説明から始まった。

 量子力学では物質・空間はどこまでも細かく分割できない(言い換えると永遠に刻み込めない)、そうである。
 こちらの方は何となくわかる気がする。元素の最小単位は原子であるとは中学生でも知っている。さらには「量子」に行きつくそうでこれが最小単位だそうだ。

 驚くのは次の話である。
 時間もこれ以上分割できない最小単位「時間量子」があることである。マクロの世界では無数に近いほどある時間量子はおおむね過去から未来へと向いて流れているが、量子単位の世界では個々の時間量子の向きはそれぞれバラバラだそうで過去へ向いているのもあるらしい。

 なんだか急にわからぬ話になってきた。イラストを用いて説明があるので絵の意味はわかるが

 「ホンマにこないになっとんかいな!」

 で、これだけ微小な(量子単位の世界)になると空間に過去・未来へと時間を行き来できる「ワームホール」というトンネルのような穴がいたるところに開いているそうである。

 「これはタイムトンネルではないか」

 その通りでTVでもこれを利用した「タイムマシン」の可能性を説明していた。ただ問題は量子単位の微小な穴であるため、大きな「人間」は送り込めない。
 そこで穴を広げる工夫がいるのだが・・・・・・

 ・・・・穴を広げたらフィードバックで巨大エネルギーが還流して穴を破壊・・・・・・・・

 ・・・・タイムマシンのパラドックスが起こり云々・・・・・・・・・・

 横になって見ていたが睡魔が襲い、そのまま寝てしまった。番組の半分も見ていなかったと思う。

 深夜に目覚め、そのまま布団をかぶって寝てしまった。

 明け方、いつもと違い(いつもは時間がたてば忘れている)かなり鮮明な「夢」を見た。

 どうも北海道を旅行しているようなのである。若者宿であるユースホステルに泊まって楽しく遊んでいる。多分大学生の頃だ。それから自転車の旅が展開する。
 砂利道を進んでいるが大きなクレーンが道をふさぎ通れない、運転手とトラブルになる。そこで突然、横道から「案内人」が出てくる。夢だからだろうか、この案内人、悪意を持っていることが見て取れた。

 この案内人に案内され洒落た教会のようなとこに案内される。そこまで来るとなぜか30代の時の職員旅行のような態になっていて、仲間もぞろぞろついてくる。

 誰かが「あれあれ」と指さし、写真機をむけると教会のまえで結婚式が行われている。よく見ると私が49歳の時、職場が一緒だった人、その時は、既婚で子供もいた。知っている人だから、写真を撮って後であげよう、などと考えていた。
 別に好意を持っていたとかそんなのでなく唐突にその人が登場した。

 夢の展開で思い出すのはそこまでくらいである。

 昨夜見たTVのことを思い合わせると、この夢のように空間を自由に飛翔し、時間を巻き戻したり早送りできるって

 「ワームホールは夢の中にあったんじゃ!」

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

 やまさんすごい発見ですね!ノーベル賞もんです。どっかの物理学者と組んで学会で発表してください。論理的な根拠はこう言えばいいいです。「誰でも夢見るでしょ。」誰もが実証可能、こんな科学的な理論はないですね。もうすぐ大金持ちですね、うらやましい!
 私もBSみたいのですが、映りません。アンテナ買う気力もないです。っていうか撮り溜めした録画が山の様にあって老後に見るにしてもも大変です。
 夢に関してですが、バシャールは夢のほうが現実に近いとおっしゃっていました、冥王星のオコットは、夢の世界と死後の世界は全く同じものと言っています。人は毎日死んでいるんですね(^_^.)

yamasan さんのコメント...

 ホーキングってもう20年前にもう今にも死ぬかもしれないような弱った体をさらしていました。こんな天才は神に愛でられ早くに召されるのかな、と思っていましたが、まだ生きて活躍してます。
 人間なかなか死なないもんだなと思いました。

 「能」のなかの「夢幻能」は夢の世界と死後の世界は全く同じもののように扱っているんじゃないかな。