曼珠沙華が咲いていないか山際を探していたが、まだ見つけられなかった。今朝、近くの公園を散歩していたら見つけた。
毎年のことだがこの花はある日を境に急に出現する。
おそらく今日からは線路沿い、墓地、畦、荒地などでよく目にするようになるだろう。
私の大好きな花であるが古い年代の人は嫌う人が多い。
毒々しい花、花の形が葬連に飾り物として使われる造花に似てる。致死ではないが毒がある。墓地に群れて咲く。などが理由であろうか。
一方、この花は救荒作物(普段は絶対食べないが飢饉の時は非常食としてカロリー源になる)でもある。有毒成分が含まれるが、長期間この球根を流水に晒し、毒を抜いて食べるそうである。
食べたことはないが、もしかすると十分晒した球根はユリ根のように珍味かもしれない。
私などはこの花魅力的で美しいと思う。よく美しい女性を花に例える。「ユリ」「シャクヤク」「ボタン」などは古典的なたとえである。
最近の女性は、派手で、押し付けがましいくらい美人で、男に負けない気概を持っているから(やまさんには毒になる)、この曼珠沙華は美人に例えられてもいいと思うのだが、毒々しい花というイメージを持っているご年配の女性に
「あなたは曼珠沙華のようだ。」
などというとトラブルになるので言わない方がいい。しかし率直に花を愛でる若い女性などは喜ぶかもしれない。
もうちょっと後にやはり野や山に群れて咲く薄紫の「野菊」。こちらはもっとも無難な花で、老若を問わず例えで用いても嫌がる人はまずいない。
3 件のコメント:
ついに見つけましたか曼珠沙華、可憐な花ですね。細い花弁を大きく曲げて優雅さを演出していますが、雄しべも大きく湾曲しせり上がっているのはすごいですね。官能の極めつけっていう感じでしょうか(^.^)
これからしんさまのまわりの野や畦にたくさん目立つようになるでしょう。
最近は栽培して鑑賞する人も増えたみたいですが、花の期間が短いのがちょっと残念です。
ところでしんさまは女性を花に例えたらどの花が好みですか。
百合ですかね、この前の動画で吉永小百合が出てきたので、にんまりしてしまいました。(^.^)
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