津田漁港までサイクリング

 　数日前、徳島市津田漁港でボウゼの大漁が続いているという記事をみた。漁港での水揚げが撮影できたらと思い津田漁港に自転車で向かった。子供の頃、内陸部の町だったが秋祭りには、祖母がボウゼの姿寿司をよく作っていた。同じく手作りの甘酒や煮染めとともに秋祭りの食べ物として思い出す。姿寿司は私はあまり好きではなかったがボウゼときいたらその秋祭りの姿寿司を思い出した。

　昼前に県庁付近を通ったので11階の食堂で飯を食べた。食事しながら南を眺める。11階なので展望がよい。市街の向こうに低い山が見え、その向こうに高い山が見えている。ボンヤリ見ていると見ていると手前の山が人の寝姿に見えてきた。そういえば寝姿に見える山があったな、と平等寺からの眺めを思い出した。そのことをブログに書いているので調べると、二十二番札所・平等寺の山は「お大師さんの寝姿」と言われているそうだ。いかにも札所からの眺めにふさわしい。（これがそのブログ・ここクリック）しかしこの県庁の最上階からみた山も、誰かが観音さんの寝姿じゃ、と言われればそのような気がしてくる。低い山の連なりは寝姿に見えるものだ。

　漁港についたが出航した漁船が戻るにはまだ早い時刻だった。港にいる人に聞くと夕方頃帰港と言っていた。それまでは待てないので漁港の動画を撮影して帰ってきた。