昨日の日曜、朝の汽車で石井駅で対向したのが「トロッコ列車」、ここしばらくお目にかからなかった。あとで駅のポスターをみたら9月から再開している。外気の風が心地よい今頃から走らせるのもいいが、なんで夏も走らせなかったんだろうと思う。穴吹の手前あたりの吉野川土手沿いを走るトロッコ列車は真夏でも気持ちよかろうと思うのだが、ともかく今秋トロッコ列車が再開した。
昨日の徳島駅で久しぶりに見たような気がするのが「赤い羽根募金」、あとでニュースなどをみると、コロナ下の昨年・一昨年もやっていたようだが、おおっぴらに並んで連呼するのは控えていたから目立たなかった。
昔しゃぁ、10月の初めての土日なんどに徳島駅付近を歩いていると、中学生くらいの赤い羽根募金隊が、えらい積極的に近づいてきて大声で「お願いします」と強要調で募金箱を差し出されたこともよくあった。まるで終戦直後、進駐軍の米軍兵士のあとをつけて「ギブミィ、チョクレ」といった子どもの歴史的映像なんか思い出したもんだ。
それに比べると今年の赤い羽根募金隊は、まだコロナのための遠慮もあるのか静かなものだ。普通にお願いしますというだけで、やかましい連呼などはなかった。少し離れると気づかないくらいおとなしかった。
そして今日3日、コロナ蔓延以来だからもう3年びゃぁも閉じていた徳島駅の構内の「祖谷そば店」が再オープンした。昔しゃぁ、駅の祖谷そばといやぁ、池田駅ホーム上にあった立ち食いスタンドの祖谷そばがうまかったが今はないので、祖谷そばといやぁここがお勧めかなぁ。
ところで店の入り口に幟が立っているでしょう。これに「そらのそば」とかいてありますね。この「そら」の意味分かりますか?この意味がわかる人は「阿波弁検定中級」(もしあるならばだが)を進呈してもいいくらい難度が高い阿波言葉です、さてわかりましたか?(答えは最後に!)
おまけ
駅のコンコースのお菓子屋(ゆず系専門の菓子)の前でこんなゆるキャラが踊っていた。「ゆずかっぱ」の名札がさがっている。那賀町のゆるキャラだそうだ。大昔、京唄子&鳳啓助の夫婦漫才で、唄子が啓介を罵るのに「このぉ~、えろがっぱ」と言って、啓介のシャツの後ろをパッとめくりあげて背中をパチンと叩いていた(元祖ドつき漫才やなぁ)、なぜかそのエロカッパを思い出した。
※答え 「そら」とはウチらへんの吉野川中下流域の人がそれより上流地方、だいたい山川町の岩津橋より西の地方をそう呼んだ。穴吹、木屋平、貞光、一宇、そして三好郡、祖谷地方も当然入る。明治生まれの祖父は、親戚のある穴吹・口山や貞光に行くときは、ちょっとソラへ行ってくるわ、といっていたことを覚えている。
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