2025年3月5日水曜日

高等学校入学試験あれやこれや 

 

 3月1日のブログではその日に行った卒業式を取り上げた。今日のブログでは昨日行われた高等学校一般入試試験について取り上げる。左の写真は某有名進学校、〇南高校での高校入学テストの風景、動画で見ると手前の男の子は緊張のあまり小刻みに体が揺れていた。かわいいなぁ

 高校の卒業生は満18歳だから、法的には成人となる。もう大人だ。それに比べ今日入学試験を受けた子ぉらは中学三年生だから満15歳である。まだまだおぼこげぇな子どもじゃないかとおもうが、よくよく見ると体の大きさ、背の高さなどは大人とほとんど変わらぬ成長をとげている。ワイらが中学三年の時は、中卒で就職する子ぉらがかなりいた(中学三年の8クラス中、3クラスは就職のクラスだった)。中卒15歳で就職すれば立派な社会人である。それでもまだまだ体つきは少年らしさが残っている子がほとんどだったが、今はその点、肉体的にはグッと大人に近づいている。

 昨日ネットのニュースをみていると、未成年の恋人同士が、もめたという話が載っていた。なんぞいな?とみると、なんと(セックス中?)避妊具がはずれ、女の子ぉが大騒ぎし、親も巻き込んで騒動に発展したという話である。男の子ぉが女の子やその親に責められつつも、男の子ぉの親らは、でも誘ったのは女の子ぉのほうだ、と言い返して口論に発展したようだ。当事者も親も深刻な話だろうが、聞くワイは思わずにんまりしてしまった。この話、男や女の子ぉらは未成年とある。てっきり高校生同士かと思って読み進めていたが、途中でそれが中学生どうしとわかって、ちょっとおぶけた。いやぁ~、体も大人に近づいた中学生だが、やることも立派な大人だなぁとおもった。で、その話のまとめは何かというと、性の専門家はんがしゃしゃり出てきて、だから中学生でもちゃんとしたセックスの知識、正しい避妊の教育をせにゃあかんちゅう結論だった。知りたい具体的話は無し、知りたいのは、避妊具がはずれ大騒ぎしたのだから、精液が膣の中に入るいわゆる「中だし」状態となったのだろう、その結果、不幸にも妊娠したかどうか、であるが書いてなかった。

 ワイなんぞは、チ〇ポをもてあそんでいるとき、チ〇ポの先からなにやら透明な液がでて驚くと同時に気色わるい思いをした初めは、中学三年の時だった。透明な液だから精子も含まれてはいまい。たっぷりと白いミルクのような汁が出たのは高校の時になってからだった。第一、チ〇ポの皮を無理に引っ張ってズルりとむけたのが高校生の遅くになってからだったから、中学の時にセックスしようとしても包皮が痛くてできなかっただろう。ワイらの時の多くの中学三年生はそんなものだった。

 いかんいかん!下ネタの話となると、嬉っせげぇに大きく脱線してしまう。元の高校入学試験に話を戻そう。

 まぁそのような中学生(上の話のつづきからどんな中学生じゃと思うが、もう大人に近い頭脳、体をもつ中学生としておこう)が受けた高校入試のための学力テストである。その昨日のテスト問題が今日のローカル新聞に載っていた。国、数、英、社、理の五科目である。ちなみにワイの高校入試の時は九科目もあり、五科目のほかに美術、保健体育、音楽、技術家庭の筆記試験があった。

 その新聞に載った五科目、時間があればこのジジイがチャレンジするのも面白かろうと、ザッとみてみた。精いっぱい問題を解き、平均点くらいはゲットできるかなぁ~と思わせるのが、国語と社会くらい。英語も時間をかければ、なんとかと思うがおそらく平均点もとれまい。数学も問題の意味やその意図はわかるが、解くのが煩わしく、チャレンジする気になれない。一番難しいのが理科だった。

 まぁワイは75歳の耄碌ジジイやからしゃぁないわ、と言い訳できるが、これ中学生の父母は40~50歳くらいだろう、はてどれくらいできるのやろうと思う。こんなことで息子や娘と張り合わんでもいいが、同等以上にできたら息子や娘にもちょっと大きな顔ができそうな気がする、ま、子も孫も持ったことのないジジイにはわからんが。

 その入試問題を見ていて思ったのは、五教科満遍なくできるのがいいが、全部やるのはどうしてもたいへんという場合、ずっと絞っていって二教科を集中してやるとしたらどれがいいか考えてみた。ワイが考えるのは「国語」「数学」となる。これからの世に必要となる能力を養うのに重要な教科であると思うからだ。もうAI(人工知能)の脳力が人を凌駕する時代が来ている。知力・能力で人は対抗できない。人に求められるのは、AI(人工知能)と対話できる人の側の能力である。論理的で意味のはっきりした文を作れる能力が重要となる。なぜならある回答、あるいは意見をAI(人工知能)に求める場合、人は最低限このような文、言葉を作れなければいけないからである(そのような文、言葉はプロンプトと呼ばれる)。

 また確率・統計的思考が重要となり、AI(人工知能)がかなりのことをやってくれるといっても、ある目的のための解法の手順であるアルゴリズムは、人が創造する分野として残されていくと思う、そうするとそれは数学の分野となる。

 国際化の時代、国語よりむしろ英語じゃないかと思うかもしれないが、AI(人工知能)はたやすく翻訳・通訳を瞬時に、かつ正確にやってくれる。むしろ、先に言ったように、どのような言語であっても、論理的で意味のはっきりした文を作れる能力が必要とされ、それは英語ではなく、母語の日本語がもっともふさわしいものとなる。

 もっとも実際問題として、中学生に五教科を二つに絞らすことは出来ない。高校入試は五教科総合得点を合否の判断とするが、最低点のルールがあって一教科でも最低点以下だと総合点で合格に達していても不合格となるからだ。まぁ、一般教養を身に着けるという意味でも高校卒業までは満遍なく全教科を、多少苦手でもこなす方がいいだろう。あ、性教育も含めまひょ。

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