2012年1月19日木曜日
ネットの世界の脆弱性について思うこと
高齢になってネットを始めてまだ一年とちょっとであり、その本質、これからの進化・発展性についてあれこれ言えるような見識は持ち合わせていないが、
「ネットって脆弱だな。」
と思う。
そういう意味で人間の脳に似ている。頭蓋骨で保護されているが(それとてもハンマーでカンと叩けば簡単こわれるが・・)、そのものは豆腐のように柔らかく物理的な力でぐしゃっと押しつぶせば一巻の終わりである。
ネットもその内部の世界は「自由で無限の可能性」があるかもしれないが所詮はシリコンなどのチップである。物理的な力が加わればお終いである。
この物理的なといったがこれには外部の大きな力も含まれる。政治力、法律、規制、などである。ネットに向かいそれを自由に駆使していると万能になったような気になるときがあるが、外部の力がむき出しに行使されたとき、そんな思い上がりはもろくも崩れる。
今日、ウィキペディアのサイトに跳ぶとウィキペディアは機能を停止しており、次のような画面が現れた。
ネットにおける著作権を保護するため、ネットを経営する会社に対し、大きな監視、規制を行うよう求める法案の成立に抗議したウィキペディアのデモンストレーションである。
なるほど著作権は保護されるべきだが、もし過度にそれを実施されるとなるとネットの世界の「自由性」が脅かされる。ネットの世界に「自由」がなくなればどうなるだろう?
アメリカのハリウッドや音楽会社が協力にロビー活動をつづけ成立に力を入れていると聞く。著作権侵害に一番被害を受けているから当然といえば当然だが。法案を文字どおり解釈し、規制がエスカレートすれば・・・まあ私のような初心者にはどうなるかわかりませんが、私が細々やってるネットの楽しみなどはなくなりますわなぁ。
ブログ上でパロディと称し、コラージュを楽しんだり、投稿動画のBGMにお気に入りを入れたり、ちょっとした引用に無断で動画・絵・写真など引っ張ることはしょっちゅう、というか常態化してます。
そんなのが
「あきまへん”!!!、明日からは絶対止めなはれ、そうせんと、手が後ろに回りまっせ。」
といわれたら、私などはあすからネットを
「やめまっさ」
面白いもので、アメリカ日本などのいわゆる自由主義諸国は中国のネット規制を自由でないという。確かに中国は擬制共産主義実体中華帝国主義をとってる国ですから
『政治的規制』
はすごいもんでしょう。ですが我らも資本主義の世界にいます。アメリカの資本家たちが自分たちの儲けを脅かされるとなって規制に乗り出せばネットの規制などたやすいものではないでしょうか。
今回のアメリカの規制法の制定に向けての動きはそれの一環ではないでしょうか。
野放し・やりたい放題と「自由」は違います。自由度を損なわず規制がかけられるものでしょうか。難しいですね。
本気になって政治力、法律、規制が動き出せばネットの世界なんてもろいものかもしれませんね。と、まあそんなことを思っています。
そうそうIEによるブログ閲覧の不具合は続いています。今日、孔明先生から情報がもたらされ対処方法を教えられました。
「わしゃ~、IEは親の仇だから、絶対使わん!」
という人は別ですが、ここを覗いてください。
以下、メモ 無視してください
deferをasyncへ、
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2 件のコメント:
ウィキペディア停止してたんですね。知りませんでした。自分のブログ作るのに精一杯でした。それからブロガーの不具合は、私はIEは全く使わないので全然知りませんです。コメントシステムがスレッド型になったのは知っていますが、個人的には気に入っています。ただ時刻が17時間ずれるのはいただけないので直しました。クリボウさんのコメントにありましたように、コメント欄の位置設定を埋め込みからフルページかポップアップに変更したら直りました。でも、スレッド表示は解除され、時系列で並びます。私は時刻を優先しますので、ポップアップで設定していますが、コメント時刻をクリックすると埋め込みで表示してくれますし、時刻も合っています。ヽ(^。^)ノ
クリボーさんも書いてましたがIEとブロガーはなんでこんなに相性が悪くなったんですかね。
そもそも去年からなんでブロガーはこんなに様式を変えるんですかね。改良ならわかるが改悪、私にとっては嫌がらせとしか思えない。
またぞろ、これは何かの陰謀かもしれないと思い始めています。
HTMLをせせりまわった挙句、目が疲れ、頭が痛くなりました。時刻変更のHTMLはもうやる気力も失せました。
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