2024年3月24日日曜日

起きたら雨

  今日3月24日、予報通りの天気となった。朝起きたらすでに雨がぼそぼそ降っている。午後遅くまで降り続くようだ。いつも暇なワイは雨の日は図書館かショッピングモルなどでポケッ~とした価値のない一日を送るだろうが、仕事をするなどの社会的に活動している人は、たまの日曜休日、雨で外出できず残念に思っているんじゃないだろうか。いや、雨を口実にゆっくり寝て、家でぶらぶらしながら骨休め出来ていいかもしれんな。

 しかし今日、ここ徳島では大きなイヴェントがある。8000人から参加する徳島マラソンである。朝から午後まで続くだろう雨になって、参加者や関係者は困っているんじゃないだろうか。「春雨じゃ、濡れていこう」などとシャレをいうには寒すぎる(最高気温11.8度の予想)し距離も長い。これくらいの雨では決行と思われるが、ビショコになって42kmも走るのである。体力のないワイなどは考えるだに恐ろしい。まぁ参加者は普段から鍛えているだろうし、悪天も想定内だろう。でも体調に留意して走って欲しいと思う。

 さっき、午前九時ごろバスで佐古の国道を走っていると、交差点ごとといってもいいほど雨具を付けたガードマンが徳島マラソンのための「通行止め」「車線制限」のプラカードを持って立っている。マラソンコースは市外から郊外へ出ると吉野川土手など走るようになっているため、主要な幹線道路の通行禁止・制限はないが、出発点・ゴールのある徳島市内はこのように広報周知しなければならないほど広い通行禁止・制限があるようだ。ガードマンさんも雨の中大変だな。

 そのマラソンコース、鴨島・牛島と吉野川を挟んだ吉野町・西条を結ぶ大橋が折り返し点となる。もし今日、天気が良ければ去年のようにそこでマラソンランナーの写真や動画を撮影しようと思っていたが、雨が降るためやめた。マラソンコースの見物人、応援の人々の風景もなかなか味があって私は好きだ。

 「とぉ~ちゃん、パパ、ママぁ~、タロちゃん、花子ちゃん、がんばって」などなど家族や知り合いがランナーにかける声援は見ていてもほほえましい、太鼓をたたいたり、ほら貝を吹いたりする応援のグループもありそちらにも注目があつまる。ランナーも余裕の人が多く、手をあげたり振ったりして声援にこたえている。なかには見物人のなかから奥さんに抱かれた幼子を見つけ、そちらに歩み寄り、妻や幼子と一緒に写真撮影するランナーの父ちゃんもいる。皆すでに半分走っているのに(邪魔にならんのかなぁ)まだおもっしょい衣装を着ていて走っている人もいる。ロバの頭の首から頭を出して走っている人をみつけた、ブヒヒヒィと鳴いて走ればもっと面白かろうにと思ったりする。見る人も走る人も(中には苦しそうな人もいたがおおむね)みんな楽しそうである。まるでマラソンの祭りやなぁ、ちゅう私の感想であった。

 雨で残念ながらランナーの雄姿も、ランナーを鼓舞する見物の人々も、私は見に行けない。そのかわり去年の折り返し点近くの大橋で私が撮影した動画をもう一度見ることにする。

令和5年(2023)3月19日、西条大橋付近の動画

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