2024年3月2日土曜日

少子化

  先月下旬に発表された厚生省の統計によれば一年間の日本の出生率は過去最低となったそうだ。こんな状態が続けばやがて日本人がいなくなるということもあり得る。なんとか女性が二人ないしそれ以上生んでほしいと思うのは自然だろうと思うが、こればかりは強制どころか、いうこともタブーである。


 数日前にDVDで「女王陛下のお気に入り」という映画を見た。18世紀初めに英国の宮廷を舞台としている。主人公は三人いるが、そのひとり英国女王アンが出てくる。彼女のセリフで、私はたくさんの子を流産したり、幼くしてなくした、と映画の中で言っていたので、史実ではどうだろうかとネットで調べるとなんと17回妊娠し、そのうち13人は流産あるいは死産、のこり4人も幼くしてなくなり十歳以上まで生きた子は一人もいない。なんと!もし現在のように産科医療が発達していれば彼女は17人も子を持てた可能性があるのである。可能性としては一人の女性が17人も子を持てるのである。

 私が子供の時はまだ子供が5人あるいはそれ以上いる家もあった、昭和10年代は二けたの子を持つ夫婦もいたとよく祖父母が話していた。まぁそんな時代もあったのである。もうベビーブームはこないのだろうな。日本は衰退一方になるのか。

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