昨日から今日にかけてのニュースについて、ま、前日が3月11日ということもあって一面やトップニュスは「13年目を迎えた東日本大震災」に座を譲ったが、実質トップニュス扱いは、日本の映画が二本もアカデミィ賞を受賞して、目出度いなぁ、ちゅうことであった。
喜ばしいことだが、素人のワイは気になることがある。アカデミィ賞の分野部門別の各受賞がゴチャゴチャとたくさんあることである。二本のうち「ゴジラー1.0」は視覚効果賞たらいうやつ、アニメの「君たちはどう生きるか」というのは長編アニメ賞たらいうやつである。ワイは昭和前期に育ったためか頭のなかで、競争=賞、っちゅう結びつきが強い。なんぞっちゅうたら、どれが一番ぞいなぁ、その次は・・・と考えてしまう。
だから今回日本の二作品がとった賞もそれに結びつけてしまう。「それって最高峰の賞か?それとも次点か?」と、そこでネットではどないいよんぞいなぁ、とみると、それぞれ映画のプロが評価し、また投票もし、各分野でもっとも人気のあったものを受賞と決めるので、ワイが考えるような、総合的に順番に順位をつけるように、これが一番、これがゲトっちゅうのはない。総合的判断からの第一位っちゅうのを決めてもよい気がするが、ともかく各分野で賞を決めるので、「今年ノミネトされた映画でこれぞ最高峰の映画!」ちゅうようなものはないらしい。
そうはいってもハリウッドのアカデミィ賞でもっとももてはやされる作品の賞はある、まさにその名も「作品賞」を受賞したものであるようだ。また俳優個人としては「主演男優賞」「主演女優賞」も賞の中では大変価値がある。ことしの作品賞は次回ワイが見に行こうと思っている「オッペンハイマァ」(他にも別分野で各7部門の賞もとった)であった。3月29日からこの徳島で公開予定じゃが、核科学物理学者の生涯を描いた作品で、どちらかというと地味なかんじがする。これじゃあんまし人気はでまい、もしかすると数週間でシネコンから引き上げかと思うとったが、アカデミィ賞をとったため、映画のミィハァがようけ見に行くかもしれん。ま、これを見て核兵器に関しての知見が広がるならエエこっちゃ。
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