夏空と眉山
よその地方より若干遅かった四国地方も本日、梅雨明け宣言が出た。
「えらい、はやぃなぁ」
ちゅう感想を持つ人が多いであろうが、報道によるとこれは記録破りの「梅雨明け」のはやさ、期間の短さだそうである。6月中の梅雨明けは史上初めて、期間がたった15日というのもこれまた史上もっとも短いそうだ。最近そういや気象記録で史上初だの100年に一回の「なんちゃら異常気象」というのが多い気がする。世に気象専門家・地球物理学者などいう人がいくらいるか知らんが、ほとんどの人は素人と言っていいだろうが、それらの人ほぼすべてが「こりゃ、最近の異常気象の多発は、近年加速度的に早まった人為による二酸化炭素の増加、地球温暖化のせいじゃ」とのたまう人がいるが、原因と結果を取り間違ぅちょりゃせんかとおもう。何らかの結果として「異常気象」が起こるのは当たり前じゃが、その原因を人為による炭酸ガスの増加とすぐ結び付けるのもどうかと思う。
地学の知見によれば、過去地球は氷河期もあり温暖期もあった、温暖期ちゅうても石炭紀なんぞは日本の夏の蒸し暑さも涼ぅしいような、まるでサウナに入ったような気候で炭酸ガスもうんと多かった。また寒さでいえば全地球氷結っちゅう時代もあったのである。異常気象!異常気象!というが今のように人類にとって熱帯から寒帯までなんとか生存できるような気候が全地球的にある期間は46億年の地史からすりゃぁごく珍しく、たまたまであり、それも須臾(瞬きするくらいの時間)の間と思ヤァ、これくらいの気候偏差などは異常なんどではない。
もしかすると地球の気候が次の新しい地球気候帯に向けて移り変わっていく過渡期が今なのかもしれない。とするといま「異常気象」と言われているのは大きくカーブを描いて変化する大波の上の小刻みな波にしかすぎんのじゃないかとも思う。
「あのぉ~、ちょっと心配なんじゃけんど、その大波が来て新しい地球気候帯に移り行くとして、新しくなった気候帯・地球環境は人類が生存できる気候になるんじゃろか?」
とのご質問があろうかと思いますが、それに対したぶん「地球」さんはこう答えるとおもいます。
「人類?生存、そういや46億年たったころそんな生き物がうまれたな、どんな生物でも永遠にのさばることなんぞありゃせん、地球の環境・気候変動によって、滅びたり別の種になったりしたわ、そういうこのオイラ(地球)も何十億ねんもすりゃ消滅するんじゃ、まぁ、おまいら人類は智慧っつうもんをもっとるそうやから、ワイ(地球)の激変に耐えれるかどうかやってみたらよかろうが、ま、永遠に生き延びれんのは確実じゃが、ちょびっとびゃぁは伸びるかもしれんわ」
考えりゃぁ、生命の誕生もまぁゆうたら地球の計らい、人類の誕生も地球の歴史のごちゃごちゃした変化の一つ、その人類が炭酸ガスを増やすのも、地球がそうさせたもの、温暖化も、またもしかしてそれが人類絶滅になるかもしれんのも地球の一時期のほんのちょっとした変化、地球から見たら、「大したことあらへんわ」、億兆と生まれた個体も種もみんななかよく滅んだ。
4 件のコメント:
やまさん、すごい。卓見じゃ。
地球46億年の歴史からすれば、最近の「異常気象」なんていうのは、人類にとって「異常」に感じるだけのことで、たいした変化でもない。
なんでも人類中心に考えても、大元の地球さんからすれば知ったこっちゃない。
地球のことは、地球に聞かな間違う。
驕るな人類。
地球に寄生している生物のいっちょこに過ぎん。
なのに、仲間同士でケンカ(戦争)なんかすんなよ、いつまでも。
>>カルロスさんへ
今回のブログは、少々怒りにまかせてしょうむないことを書いてしまいました。何お怒り?猛暑もあるし、思うに任せぬ生活の不如意、気力のでない老体、なんとなしのだるさ・セコサ、などです。
「こらぁ~、オノレらは!」と天や世に向かって怒鳴るより、こんな形で怒りを駄文にしました。
明後日からは7月、1日がモラエス忌(享年75)、3日が数千人が死傷した(死者は千人)徳島大空襲、ブログの主題にしようかなと思っていますが、できるだけ冷静に考えたいと思います。
なんか知らんけど、以前よりも腹立つことが多いと思う。
何でも、腹立つ。
自分の生活にたいして関係のない、政治や海の向こうの戦争や、治まらんコロナとか、芸人・タレントがはしゃいどるテレビとか……。
最近では、ウクライナのゼレンスキー大統領がうっとおしい。国民を盾にして都市にこもって、ロシアから攻撃されたら、当然人々が死傷する。それをカメラに見せつけて、各国に武器寄越せと言うなんて。映像の背景になっとる廃墟にされた建物を見れば、もう負けとるやないか。
沖縄戦を繰り返すな。そもそも、前線に女・子供がおること自体があかんやろ。わざとに残しとる。
とっとと「降伏」しろ。国民の命を助けろ。と、思う。
プーチンどころかゼレンスキーも、人の命を屁とも思ってない、鬼畜じゃ。と思う。
ただ、世の中がおかしいんじゃなく、こんなもんかもしれん。
自分の方が、おかしくなってきたんじゃないか。
体は思うように動かんし、心は不安がいつもある。
ほんで、外に向かって腹立てて、当たり散らしとんかもしれません。
やまさんの投稿は中身が濃い。
調査と見解が頑丈にできており、いつもすごいなと思ってます。
冷静なのもいいですが、たまには一気に書いたら、勢いのある文章となって印象深いものになることがあります。
>>カルロスさんへ
老体になって血圧も高いのに怒りは体によくないですね、でも高齢になるとどうしても怒りっぽくなるんですよね、仏教的な瞑想などがよいと思われるから試してみようかな、でもこれもちょっとした気力が必要なんですよね、何でもやはり気力・エネルギーがなければね。
今年の夏は猛暑で長くなりそうですね。体が夏を越せるか心配になりますが、もともと夏は(特に晴れた日)は好きでした。麦わら帽を被りふらふらと自転車を漕いで海、野、山へいけるもんね、でも、歳に思い知らされます、しんどい!セコイ!ことが多くなりました、今日も善入寺島にひまわり畑をみて、映画「ひまわり」を追体験しようと思ったのですが、目覚めのあまりのしんどさに今日はやめました。
ま、お互いなんとか工夫して(?)なんとか長ぃ~夏を乗り切りましょう、
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