こマツヨイグサ
生命力が強いんだろう。舗装したアスファルトの隙間からでも芽を出し葉を伸ばしこのような花を咲かせる。昼間見るとどれもオレンジで萎れた花が見える。しかし待宵草(マツヨイグサ)の名の通り暗くなるとポッカリと黄色い花を開く、夜の舗道の隅などほとんどの人は注意しないが街頭の薄明かり、ヘッドライトの照射などをうけたとき、ここに咲いているよ、と存在を控えめに主張する。
(ムラサキ)カタバミ(左が花で右がその葉っぱ)
今の時期、畦、野原、どこにでも見られる。ピンクのかわいい花を咲かせる。花よりも葉っぱや茎に私は小さいときからなじみがある。小学校の頃、このハート型の三つ葉の茎を根元から折り、中の筋を出すため茎をシュッと剥き、糸筋の先に三つ葉をぶらぶらさせながら、同じようにぶらぶらさせている相手のそれと絡めグイッと引っ張り、切れた方が負けとなる遊びをしたものである。
ひるがお
今の時期、土手などに薄いピンクの花を咲かせている。鮎喰駅は土手上にあるので下りてくるときあちらこちらに咲いていたので撮影した。
以上の三種の野草花、私の子供の頃からよく見ている花だが、ひるがお以外は外来種である。しかし江戸時代に入ってきてかなりたっているので今は風土に順化して、かわいらしく慎ましやかに繁殖している。(いずれの花も今日、鮎喰駅から田宮街道にかけての場所で撮影した)
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