まだ200日にもならないだろう。おそらく湖南省のどこか、去年の11月あるいはもしかすると10月かもしれない。もともとの宿主はコウモリとかチンスコウとか言われているがよくわからない。ある種の生物だろう。それが持っている新型コロナウィルスに感染した人間が初めてあらわれた。その日が第一日目、そして感染者1人、それからの展開は・・・今に至っている。
いったいなぜ、感染したのか、生活習慣からどうしても逃れられない接触だったのか、初めの一人が注意して感染していなければ、そして数日後かなりの人が感染しエンデミク(地域流行)になった時、迅速に地域隔離を行っていれば・・・
千遍ゆうてもせんないことだが、たった一つの小さなロウソクの炎をひっくり返しただけで、都市が壊滅するほどの大火になった江戸時代じゃあるまいし、なんとか初期消火で収める方法はなかったのか。
この世界的な大災厄、行動制限、心理的抑圧、それが起こったのはたった一本のロウソクの炎である。なぜ、燃え移させてしまったのか、まったく悔んでも悔やみきれない。この武漢ウィルスの蔓延が収まった後、どうすれば、どの時点でどのような方法をとったら、防げたか、あるいは地域的なエンデミク流行だけで抑えられたか、遠慮会釈のない科学的・客観的な調査が必要であり、みんなに知らせる必要がある。
さて、わが徳島県、僥倖に違いないかもしれないが、京阪神にこれだけ近いのに現在のところ、感染確認者5人で47都道府県の中で3番目に少ない。なんとか持ちこたえてほしい。そんなこともあって今、県では大きな自粛要請は行っていない。今、県が県民にお願いしているのは次のことである。
三密(さんみつ)禁止
換気の悪い密閉空間
多くの人が密集する場所
近距離での密接した会話
●手洗い・咳エチケットを心掛けましょう!
●「県をまたいだ移動」は自粛してください!
●「繁華街の接客を伴う飲食店等」への外出自粛をお願いします!
県をまたいでの移動はかなり抑制されているようだが、今日のニュスを見てみるとわが県のパチンコ屋に県外からきている人がいるという、ホントにこういうのやめてほしい。
昨日は、徳島県のお願い指針を十分守りつつ、疫病退散のお参りにお四国の二つのお寺さんを歩いて回ってきた。今、納経所は閉鎖、県外客も来ないようお願いしているせいもあり、休日だがどちらにも誰一人参拝者はいなかった。
常楽寺
国分寺、今、本堂は工事中である。
境内には光明真言塔の大きな石塔が立っている。光明真言はどのような災厄も防ぐという、百万遍ではないが三遍唱え、疫病退散をお願いする。
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