身に常時つけているものは値打ち物でなくても、紛失したときは大変残念に思うものである。昨日、チェア型の按摩器で、四肢も含めて全身をマッサージしようと、左手から時計を外し、右手首にはめている数珠も外そうとしたが、いつの間にやらなくなっている。手首からすっぽ抜けたようだが、全然気づかなかった。前日、風呂に入る時、外してまたつけたから前夜ははめていたことは確かである。昼頃までは手首にあったはずだと思う。いったいどこですっぽ抜けたのだろう。図書館のブースでジャンバーを脱ぐとき一緒に脱落したのだろうか。
数珠の素材は紫檀だが手首に巻くほどの小さなものなので値打ちのあるものではない。しかし愛着もあるし、第一、念珠という言葉もあるほど念が込められたものと考えると、紛失は縁起という点では良くない。だがおそらくもう出てきはすまいとあきらめた。
そしてずいぶん冷え込んだ今朝、家から外へ出るのに手袋をはこうと手に取ると、なんと右手の手袋にその数珠がからまっている。手袋を脱いだ時に一緒に抜けたようだ。結局、再び私の手首に数珠ははめられた。みつかってよかったわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿