2020年8月7日金曜日

なんじゃ!発砲か?

ワイの住んでる町、例年8月6日は曜日にかかわらず花火大会が行われる。今年はコロナの影響で「桜祭り」から始まって、6月の「五九郎祭り」(百年ほど前の舞台喜劇俳優にちなんでらしいが他町はもちろんのこと地元でも知らん人が多い) 、そして町内阿波踊りも中止が決定していた。当然、花火大会もじゃわな。

 ところがである、昨夜(午後8時ころ)、クゥラつけてゴロンと横になりテレビを見ていると、突然パァァ~~~~ンという、かなり強い音が響いた。(ウチの辺は川沿いの公園近くで暗くなると静かである)一瞬、思ったのは誰かが発砲したのか、すぐ、いやまさか、違うと否定した。そして数秒後に気づいたのは、そういや今日は例年だと花火大会の日だとおもったが、まさか!

 しかし十秒後には続いて、パァ~ン、ドドン~チュ~~ン、と音が続いた。こりゃ、花火の音じゃ。ワイんくは外へ出ると打ちあがる花火が見える位置にある。すぐ外へ飛び出すと、いつもより低い位置だが大輪の丸花火、そして箒を立てて先に花が開いたような形の花火が上がっている。上がったのは十数発くらいか、少なかったためものの十分もしないうちにまた元の静寂に戻った。

 町民、みんな今年は中止と思っていたし、今夜そんな催しがあるとは聞いていなかった。どうも考えるに、三密を避けるため、当局がこっそり打ち上げたらしい。いつもなら千数百発あげるが、そんなにあげてたら、時間がかかり、そのうち花火好きが三々五々集まって三密の恐れがあるため、十数発をこっそりと、そしてあっという間に終わるように打ち上げたのじゃないかと推測した。

 今日の地元紙を読むと私の推測は当たっていたようだ。見出しに『コロナ収束願う花火 徳島・吉野川市でサプライズ』とあって、やはり時刻場所を全く知らせず行ったようだ。新聞にゃぁ40発と書いてあったがすぐ済んだためそんなに上がったとは思わなかった。医療従事者への感謝とコロナ下の市民を元気づけようと行ったらしい。

 ただ残念なことに、ポポポン、ちゅう音に気付いて、おっ!なんじゃろ、どうも、花火らしわ、と外へ出たが、あっちゅう間に終わったため、花火を見れなかった人も多かったようだ。しかしあらかじめ知らせてたら三密回避のサプライズにならんし、しゃぁないわな。いわば高校生男女のラブシーンみたいなもんじゃ、こっそり隠れてチュッチュチュッチュ、ところが予期していなかったのに盛り上がりサプライズのセックス、男子生徒は壺に入るか入らぬかにアッちゅう間の発射、見せ場なし、急に覚めてくる、受けての女生徒は何が何やらわけわからんうちに終わってた。でも青春の愛のほろ苦い思い出としてはこれはこれでなかなか・・・

2 件のコメント:

カルロス さんのコメント...

やまさんの文章、おもっしょい。
ラストはシモネタかよ。
笑ろた。
暑いけどがんばってくだい。

yamasan さんのコメント...

 最近は歳ぃいって、昔のブログに比べたら下ネタはほとんどなくなったのですが、暑苦しい真夏の夜にとち狂ってしまいました。お恥ずかしい。