ここ数日、うちらの地方でも35°をこえる猛暑日が続いている。旬間予報によれば今日から数日間がこの『熱波』(と呼んでいいだろう)のピークになるようで、予報(吉野川市)では今日の最高気温は37.9°となっている。さらに一段グレードが上がった猛暑になるようだ。さらに同じ予報ではこの『熱波』は一週間くらいは続くと言っていた。
NHKのアナウンサは「・・・危険な暑さとなります、こまめに水分を取り、冷房を適宜活用してください・・云々」と呼び掛けている。7月まではワイもふらふらと自転車に乗っあっちゃこっちゃ出かけたが、さすがこの期間、できるだけ外へ出ないようにしている。外を歩くときは外見なんど気にせず、日傘をさして歩いている。もちろんタオル、ペットボトルの飲料持参である。若し衆はええけんど、ワイと同じようなお年寄りは外出時はこの三点セットぜひ持って歩きましょう。
もっとも車で移動する人はクウラの聞いた車内で涼しぃ顔してるが、たまたま一時停車した車の横を歩いてすり抜けるとわかるが、車内は涼しいがその奪った熱量は全部エンジンの熱の上に加わって外へ排出されるから、車からすごい熱気が出ている。その熱で余計に猛暑に拍車をかけている。今はええけんど、将来どうにかせなんだら、殺人熱波で住めんようになるぞぉ。
世界にはこの日本の猛暑なんど晩春か初夏くらいしか思えない炎熱の国がある。それはどこ、赤道直下、熱帯のシンガッパ?ジャバのバタビア?いや東南アジアのそれらの都市の暑さは日本の夏と変わらない。最高でも35°くらいである。それ以上40~45°あり時として50°近くなる国がある。そういうと、でもそんな国って、砂漠でしょ、荒廃地で人もほとんど住んでないんでしょ、といわれるが、いやいや、人口密度も多く、湿度も高い国があるのである。
もうおわかりでしょうか、あのお釈迦様の国、インドである。そんな暑いところで死に絶えるどころか、深遠なインド哲学(ウパニシャッド哲学)や多くの仏教理論をその環境の中から生んだのである。
歳ぃいってお釈迦様のふるさとインドへのあこがれが強くなるこのごろ、しかし耄碌した貧しい爺である、インドの仏跡なんど行けようはずもない。そんななか猛暑、猛暑というのを聞きながら
「いんやぁ~、まだまだ!45°ちかくならなんだら、お釈迦様のいらっしゃったラージャグリハ・王舎城や、その近くの霊鷲山の環境に近ぅならんがな、太陽はん、へたれんともうちょっとがんばって、ここをインドにしてつかい!」
と考えることにしている。そうするとこの猛暑よりはあと10°は気温が上がらにゃインドにはならん。これがなにが猛暑な!お釈迦はんのインドに比べたら涼ぅしいもんじゃわ!
これがワイの猛暑精神的対処法である。
インド・王舎城、霊鷲山へ行けないから、ググルマップのビューなど利用してバァチャルな観光を試みた、そのブログがこれ、ここクリック
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