2013年12月28日土曜日

年末寒波か

 朝、ションベンに起きて、また布団にもぐりこんだ。あったかい布団に入っていてもぶるっとふるえる。

 「今朝は寒い」

 それでも半睡状態でうつらうつら。しばらくして、手を伸ばしカーテンを開けると雪が降っている。いつもは7時くらいには布団を出るのだが、布団で冬眠状態のままようやく布団を出たのが8時半。

 外へ出たのは9時半。雪は積もっていないが、南の山を見るとうっすら雪化粧だ。


 雪雲は西のほうに去ったが県西はまだ雪が降っているようだ。ニュースでは東祖谷山村では積雪30cmといっていた。西の方にわだかまる雪雲を見る。

年末寒波襲来だ。


追伸

 午後8時過ぎ、夜のウォーキングに出かけるとき、路面は濡れていたがまだ凍ってはいなかった。しかし半時間あまり歩いて帰るときは、路面は凍り始めていた。空を見るとオリオンとシリウスが輝いていた。風もほとんどなくなったので放射冷却が始まったようだ。明日は凍った朝となりそうだ。

 凍った路面


2013年12月26日木曜日

島がつながった


 噴火でできた新しい島がだんだん成長し(溶岩が噴き出るので大きくなるのだ)すぐ横にある島にくっつきそうになった・・・というニュース写真を見たのが今朝だった。

 「おお~~、あと10mでつながりそうだと書いてあるぞ」


 ところが今夜、ネットニュースを見てると、とうとうつながった。合体して一つの島になったのだ。


 日本は火山国で海底からもこのように火山が噴出して島ができる。おかげで国土が増える。

 古事記の国生み神話を思い出した。日本神話では男神と女神が合体して国を生むのだ。これはまさにそれではないか。

 国土が実り豊かであるばかりでなく、国土そのものも日本では新しく生まれるのだ。日本ってなんて豊饒な国なんだろう。

2013年12月21日土曜日

我が郷土の江戸時代の風呂・石風呂


 江戸の風呂についてパート2のブログで述べているが、我が郷土の風呂に江戸時代の遺物はないかと探したら、県下で石井町にあった。幸いこの町は我が町の隣にあるのでさっそく行ってきた。

 蒸し風呂の一種かと思っていたが、そんな単純なものではない。蒸し風呂、そして森林浴、塩やミネラルのイオン効果風呂、の3つを兼ね備えたもののようだ。

 森林浴は樹木からの樹脂成分が体に何か有効な作用をもたらすものである。そして塩は現代でもサウナと塩もみと組み合わせ使われる。塩やその中の微量ミネラル分がこれまた体に有効な作用をもたらすものと考えられる。

 実際にどのように使われたかは下図の写真とともに説明しましょう。
 よく見ると炭焼きの窯のようになっています。ドーム型は石や耐火粘土で作られます。そして開口部から山の樹木を入れ炭焼きのように燃やします。この時、樹木の森林浴と同じ成分も煤煙となって窯の表面に付着するものと思われます。

 そして燃えた後、余熱が残っている窯の中の床に塩水で濡れたムシロを広げ、人が中にはいりムシロから立ち上る蒸気浴をするものです。公的な説明ではこのようになっています。

 薬師庵の石風呂(石井町) 石井町石井の薬師庵(あん)の敷地内に、石と赤土でできた石風呂がある。横穴式古墳のような形で幅四・五メートル、奥行き六・二メートル、高さ二・五メートル。一九七五年、町有形文化財に指定された。
 石風呂は水蒸気を利用した蒸し風呂の一種。室内で松葉を燃やし、熱くなった地面に塩湯に浸したむしろを敷く。利用客はその上に座って、立ち上る蒸気にあたる仕組み。現在のサウナと同様の効果があったようだ。高温のため、蒸気浴の時間は長い人でも五分程度だったらしい。
 作られた時期は定かでない。江戸時代中期に徳島市内で規模や構造が同じ石風呂が使われており、同時期のものではないかと推測されている。

 使われていたのは約四十年前まで。町民のほか、小松島、鳴門両市からも入浴客があった。一日二十―六十人が利用したとの記録がある。保存のため、石風呂を覆う小屋が設けられていて、状態はほぼ当時のまま。

 江戸時代の石風呂


 その場所の動画を撮りました。

2013年12月18日水曜日

動画日記


 今日は日がな一日雨でした。傘をさして外へ出たとき、こんなものを動画に撮りました。

 誰に見られて咲こうと散ろうと いらぬお世話さ ほっときな

 寒い世間の花ならば どうせわたしは狂い咲き

2013年12月16日月曜日

また海を見に行った

 海が見たくなったので海へ行ったが、今日は我が家の真北にある阿讃山脈の鵜の田尾トンネルを車で抜け、瀬戸内の海まで行った。

 海岸は神社の広い境内を突き切ったところにあるがその境内で橘の木とその実があったので写真に撮った。

 柑橘類という言葉が示すように、『柑』は柑子(こうじ)、『橘』はタチバナ、というミカン類の名から来ている。橘は我々がおいしく食べるいろいろなミカン類の御先祖様だ。

 下が橘の木とその実

 動画もどうぞご覧ください



 夜、橘の実を入れて橘湯を作って入る
 (なお。この境内にあった橘の実は神社の宮司さんが、どうぞもぎって持って帰ってくださいといったので頂きました。)

 橘は霊木の一種で、『ときじくの実』と言ったりするそうです。

 「効くわぁ~~~~~~!」
 


2013年12月15日日曜日

寒い時は内から温めよう

 私はアルコール類は弱いため、あまり飲まないが、ときどきほろ酔いになりたいときもあるため(皆さんもそんな時はあるでしょう?)度数の弱い酒を(8パーセント以下)一合くらい飲む。

 先ほど風呂からあがり、ちょっと体が火照っている。しかし寒い時はすぐ体も冷えてくる。も少し火照りを継続したいので水割りをちびりちびり飲む。

 以前は350mlの缶酎ハイを二日、二回に分けて飲んでいたが最近は安物のウイスキーをごく薄く水割りして飲んでいる。角瓶より廉価のニッカウィスキーだ。ところでウィスキーって「命の水」っちゅう意味があるの知ってました?縁起のよさそうな酒ですね。

2013年12月14日土曜日

手術ですべて良しとはいかない

本日は白内障手術後の定期検診に行った。

結果としてよく見えるようにはなったが、最近右目と左目をそれぞれ閉じてみくらべると、左目の見え方に若干違和感を感じるようになった。少し色調が白っぽいのである。霞むまではいかないが気になるので今日、そのことを話し、検査してもらった。

 すると、若干、白内障が左目に見られるとのことである。ちょっとショックを受けた。完全に白内障からは解放されたと思っていたが・・・・・・

 確か手術前のインフォームド・コンセントで術後のリスクの説明を受けたがそういえば・・・と思いその時の説明の文書を採りだしてみた。その術後リスクにこんなのがあった。

 白内障手術後、また白内障が発生するのを『後発性白内障』という。手術後だから「後発性」か

 それで私の左目の若干の濁りだが、今はそれほどではないので処置はしなくていいようだが、進行してもっと強くなり視界がカスむようになれば処置が必要とのことである。とりあえず、今はそのままで、またの検診の結果ということになる。

 
 手術ですべて良しとはいかなかった。まだまだ目のトラブルは続きそうである。

 これから年寄るに従い、いろいろな病気は増え、深化することはあっても軽減することはなかろうと思うと気が重くなる。

2013年12月11日水曜日

オス猫


 こいつは愛人を何匹も持っている。

 この駅に猫は4~5匹いるが、こいつ以外は全部メス猫である。

 なぜって?この子犬ほどもあるこのトラ雄は力も強いし体が大きいのでここらのボスだ。だから自分のお気に入りメス以外はこの駅(縄張り)に侵入することを許さない。

 だからこの駅ではこのオストラを中心にハレムを形成している。猫はもともと雄雌も独立心が強く、オットセイのようにハレムは形成しないが、この駅では餌をたっぷりやる人が後を絶たず、食べ物の心配のない野良猫は放浪せず、この駅でオストラがメスを従え、人もうらやむ後宮(ハレム)を作っている。


 オス猫はたくさん食べて長生きすれば、体も大きくなるし他の雄との喧嘩にも強くなる。猫の喧嘩は経験がものを言う。

 もう二年半前になるだろうか、モトさんちで生まれた子猫はいつの間にかいなくなるといって嘆いていたが、もしかしたら放浪の末たくましく成長して、この駅で縄張りを張っているこの猫じゃないかしら。

 モトさんちに生まれたのはトラが多いといってたから・・・・・・・・




2013年12月10日火曜日

異様な深夜の嵐


 午前二時過ぎ目覚めたが、外ではすごい音がする。台風のような風雨、風が強く家に当たって音を立てる。雨の壁に吹き付ける音もすごい。
 ゴゴー・ザザーという音に混じって雷の音も聞こえる。冬に雷はこの地方ではめったにない。トイレの窓からのぞくと、ときどき閃いた雷光が外界を不気味に照らす。

 トイレに行った後、もう一度寝て、さっき目覚めたが今は外はどうにもなっていない。

 異様な深夜の嵐であった。隣の県では同じ時刻屋根を吹き飛ばされた家があったらしい。

 今日は時々強風が吹き、時雨れて気温の上がらぬ日であった。

2013年12月9日月曜日

ホットスポット~癒しの旅行の勧め~


 薬や病院の治療もいいが、太古からそれ以上に癒しの効果のあるのは「転地」、「温泉」であった。

 日本の国に生まれていいことは、一生かけて旅行しても飽き足らないほど各地にいい風景が広がっていること。そして水もおいしいし、ご当地の米、酒、自分のふるさとでは味わえないその地の山海の食べ物もいい。

 日本の温泉地は大体、人少ない空気のいい田舎から僻地(山奥)にかけて多いため、温泉をかねた療養は転地にもなる。

 温泉がいかに効くか昔から言い伝えられた有名な話がある。『小栗判官』の話である。小栗判官は毒を飲まされ美しい美青年だった体は醜い体となり、手足も萎え、歩けなくなった。それを婚約者の姫が土車に乗せて引っ張り、湯の峰温泉まで言って湯につかり療養すること数ヶ月

 「あ~~ら、不思議、元の美青年に」

詳しくはここクリック

このブログでの癒し旅行の勧めは特定の人に勧めるものではありません。自分が癒しの旅行に行くのだったらここがいいな、という視点から選びました。

 まず癒される自然があるところでなければなりません。そして温泉については

 ◎湯量がたっぷりぷりぷりであること
 ◎混ぜ物や、人工に沸かすのなんかだめ、100%天然湯
 ◎泉質が優れていること
 ◎ミーハーややたらと人の多い温泉地ではないこと
 ◎湯治宿があり、安価に長期滞在ができるところ

 この条件で言えば東北にはそれこそ鄙びた温泉地に湯治宿がたくさんある。たとえばこの温泉なんかは地熱療養で治療効果抜群、また一週間滞在しても数千円という安さ

 しかし東北はここから遠い。わりと近くで上記の条件を探すと、九州がある。

 近い順にいうと

 別府温泉、世界最大の湯量のイエローストーンと並ぶくらいの湯量の多さ、街がお湯の中に浮かんでいるといっても過言ではないでしょう。市内にはたくさんの温泉が、もちろん格安の湯治宿もあります。
 去年、ワイはここへ入りました。
 ここクリック
 別府がまず最大のお勧め。

 次は、人が多くて人気でワイはちょっといやだが、若い美女が露天に入りに来るといううわさが絶えない(?)温泉に別府から少し入った山にある「黒川温泉」がある。
 スケベにはお勧めだ。

 ワイの最もお気に入りは別府から一時間半くらいの阿蘇外輪山周辺の温泉だ。

 阿蘇の山はほんとにすばらしい。外輪山内側の草原や小高い山、丘で心身を癒そう。

 それがすんだら湯足り(ユッタリ)と温泉三昧だ。

 垂玉温泉。地獄温泉がお勧めだ。

 日数、旅費が許せば南九州が待っている。

 霧島から桜島にかけてもいい温泉がある。

 といってもワイが入ったのは霧島神宮の近くにある温泉と桜島の溶岩風呂。

 もっと南には指宿温泉がある。この砂蒸しもお勧めだ。

 九州温泉の旅のもっともいいシーズンは冬から早春にかけてだ。

 「も一度、癒されに行きたいなぁ」

2013年12月7日土曜日

2013年12月6日金曜日

海を見に行った


 昨日は夕空を眺めて心が澄んだので、今日は広々とした海を見て、心を洗おうと北沖の洲の突端まで行ってきました。

 自転車で蔵本から出発しましたが12月とは思えぬ暖かい日で、風も穏やかだったので走りやすかったです。

2013年12月5日木曜日

日没が早い


 昼の時間が一番短くなる冬至まではまだ2週間あまりある。冬至は逆に夜が一番長くなる。太陽高度も低くなり、陽光も弱々しく、暮れ方になると侘しさが増してくる。

 しかし、日暮れの最も早いのは冬至ではない。一年で日没が一番早いのは今日あたりになる。

 4時20分過ぎの江川である。




 それから一時間余りで急速に暗くなった。薄明の西空には三日月と金星が輝いていた。

 

2013年12月2日月曜日

冬物の衣料を買った


 冬物の衣料を買いに夢タウンへ行った。

 厚手の靴下、パンツ、長タイツ、防寒ズボン、セータだ。

 昼時を挟んでいたので中の食堂街でパスタを食べた(私はあまり好きではなかったが・・)

 明太子とヤリイカの何たらソースパスタにした。

 「鎌倉パスタだと!名前だけで、高い銭とりやがって・・・!」


 帰り、堤防上を走っていて、見事な黄金色の銀杏があったのでしらん神社だったけど、寄り道した。


 動画も見てください。


2013年12月1日日曜日

駅前珈琲


 よく行く徳島駅前でコーヒーを飲もうと思ったら、駅ビル一階にはスタバ、地階にはロッテリアがある。ロッテリアのは粉っぽく泡立っている。ドイツ式のコーヒーメーカで作るためだ。それよりスタバのコーヒーの方が香り高く、おいしいという人が多い。

 しかし最近、駅前にセブンイレブンが開業した。ここのコーヒーメーカで作るコーヒーが上記の二つより私の好みに合っている。豆からミル~ドリップを一連の自動で行う。
 そしてそのコーヒーメーカの横にはこんな詞書がある。

 『飲みくらべてみてください。ス〇バよりおいしいですよ』

 えらい自信だなぁ~、でも確かにおいしい。そして何より一杯100円という安さが良い。香りもいい。

 ここでコーヒを淹れて、蓋つきコップを持って列車に乗り、座席に座り、蓋を開けると、コーヒーのいい匂いが列車全体に広がる。乗客でコーヒー好きの人は鼻をひくつかせ、落ち着きがなくなる。

 だいたいいつも空いてる列車に乗るので、流れる車窓を見ながら落ち着いてコーヒーを味わう。

 私のささやかな移動喫茶だ。

2013年11月29日金曜日

寒さを見る


 「惨め」という言葉の最も直接的な感覚的は、空腹と寒さだろうか。

 奈良時代の庶民の惨めさを当時の下級貴族であった山上憶良が歌ったのが

 『貧窮問答歌』である。


 このように寒さに直接身をおくのはつらいが、常春の部屋にいてガラス越し、あるいはテレビでもいいわ、寒い風景を鑑賞するのは悪いことではない。

 暖かい室内にいてあったかいココアでも飲みながら窓の外の雪の景色を見るのもいい。また露天風呂につかり、浮いた桶に日本酒と猪口を置いての雪見はなおいい。

 私としてはそんな北国の旅を伴う楽しみはできないが、ささやかな、「寒さのこっち側の楽しみ」はできる。

昨夜は、ホットカーペットにごろんと横になりながら、サバイバルパニック映画を見た。極寒の雪の森で道に迷い、サバイバルするものである。安易な作りのB級映画だったが結構面白かった。

 暖かい場所にいると安心して極寒が楽しめる。

 




寒さを向こうに見るささやかな楽しみはもう一つ、

 がらんとして乗客のいない昼過ぎの列車に乗って、ホットコーヒでも飲みながら初冬の車窓を眺めること。もちろん列車の中は春、春、春、陽気で歌も出てくる。

2013年11月28日木曜日

寒い一日

 今朝、寒さにとうとう我慢できずにタイツ(爺やんバッチ)を穿いた。朝の天気予報ではいよいよ『ところによっては雨か雪』といっている。ここ四国でも雪の季節到来だ。

 昼が来ても気温が上がらず、曇りがちで風が冷たい。11月下旬とはいえ、まるで真冬のようだ。今年の冬は例年より寒い冬になるとのことである。夏があれだけ暑かったのにその余熱で冬も暖かくならんのかしら、というのは素人の考えだそうで、猛暑を持たらし台風を多く発生させた日本のずっと南の海の海水温の高い状態は、冬までつづき、高温が気象のメカニズムによって逆に寒い冬をもたらすというのだから、自然は妙である。

 夜ご飯は、去年からお気に入りとなった『トマト鍋』を作る。

 寒い日の情景

2013年11月26日火曜日

秋色濃い国道318号線


 この国道の奥へ入るとダムとダム湖がある。そのダム上から見た御所奥の山である。

 コスモス畑はそこから鴨島の方に下った国道沿いに広がっている。


2013年11月25日月曜日

嵐と古い写真


 昼前から徳島市内は初冬の嵐、図書館で読書をしていたが、テラスに出てみた。しぶきの混じった風が吹きすさみ、だ~~れもいない。


 昼からショッピングモールへ出かけた。古い時代の写真展をやっていた。

 子どもの頃の楽しい思い出を彷彿とさせる写真があったので携帯で撮った。

 昭和30年、ワイは生まれていたがしんちゃんやようちゃんは生まれていなかった。お父さんはたぶん生まれてるだろう。

 今から58年も昔。場所はキャプションに説明はなかったが、見てすぐわかった。

 どこの神社前かわかりますか?

 いったい何をしているんでしょう?今はないが、この時代はあった。さて?

2013年11月24日日曜日

紅葉も見頃だが近くで我慢した


 桜の満開の鑑賞と同じように、紅葉・黄葉の見ごろは短い、11月中下旬ごろといってもその年によって微妙に前後する。まだ紅葉(黄葉)の最盛期じゃないな、と言ってついうかうかしてしまうと最盛期もすぎ、あっという間に落葉してしまって、見に行ったときはすでに冬木立になっていたりする。

 これは大げさなことではない。桜満開より、紅葉の最盛期の方が長いような気がするが、例えば全木それこそ輝く様な黄金色に黄葉する銀杏なんかは、見事な黄葉からある朝、一斉に葉を落とす。

 南北に長く、標高差もある日本列島では地域によっても違う。見事なのは中四国では標高の高い山、平地では東北以北であろう。植生が落葉広葉樹地帯になるからだ。われらの地域の平地は残念ながら常緑広葉樹地帯なので、疎らな黄葉しか見られない。

 うちら辺でも高越山系、剣山の麓、など深山に行けば全山見事な紅葉・黄葉も見られる。

 しかし体力も衰え、棺桶に足を突っ込んでいる状態のやまさんにとって深山の登山など無理。でも秋晴れの素晴らしい天気の今日、恐らく紅葉見物にとっては最後の機会だろう。事実、天気予報では今夜から大荒れとか・・・ 

 そこで我が町の里山にささやかな紅葉を求めて散策してきました。

 「はたして、紅葉は見られたのでしょうか、動画をご覧ください」

2013年11月23日土曜日

イルミネーションツリーの下でパホーマンス


 今日は勤労感謝の日で休日だが、土曜日と重なっている。こういう場合、月曜が代休になるのかと思っていたが、そうじゃないようだ。勤労者の為に月曜も代休にすればいいのにと思うが、一方、休みが増えすぎてよくないという意見もある。先進国の中では日本はダントツに労働時間が長いから、こういう場合も月曜代休にしたらいいんじゃないかな。

 前のブログのイルミネーションツリーの下で今夜はパホーマンスをやっていた。

2013年11月21日木曜日

イルミネーションの季節


 11月下旬から12月上旬にかけては夜の訪れが一年で一番早くなる。宵闇が迫るわびしい公園でこの季節華やかさが増すのはイルミネーションの光だ。

 水際公園から駅前まで歩いた。

2013年11月17日日曜日

早くもクリスマスの飾りつけが

 ショッピングモールの眼鏡屋さんに眼鏡を見に行ったらホールには早くもクリスマスの飾りがあった。

2013年11月15日金曜日

現実にはそうそうスパイアクションなんか見られない


 数日前から昨日にかけて注目したニュースは「ドイツ人容疑者警察署から逃亡事件」だ。

 最近、DVDでスパイやアクションものばかり見ているせいか、この事件もそういう色眼鏡をかけてみてしまった。

 そもそもの事件はこの男が宿泊したホテル従業員に対する暴行容疑だ。それだけだとただの粗暴な外人の事件で全国ニュースになるはずはないが、すきを見て逮捕された警察署から逃走、その結果全国に指名手配され、写真も公開された。

 その写真を見て、あの有名な男の顔を思い出してしまった。
おや!二人とも首の同じ位置にほくろかシミがあるぞ、偶然か
名前はドイツ人だが何やら旧ソ連のスパイのような名前、ウラジミロビッチ、これはもしやしてどっかのスパイじゃないのか。住所不定で自称大学生という身分も怪しい。
 なにかのスパイ活動をしていてへまをし、警察に逮捕され、慌てて逃走したんじゃないか。

 その後、大掛かりな捜査網がはられたが、一晩たっても見つからない。へまをしたとはいえさすがスパイ、そうそう簡単には捕まるまい、と思っていたら、二日目の夕方、

 「腹減った~~、さむぅ~~~い」

 と交番に出頭してきた。

 どうやらスパイじゃなさそうだ。現実にはそうそうスパイアクションなんか見られない、ということか。

2013年11月14日木曜日

天に軌道のある如く・・・・・・・


 『天に軌道があるごとく、人それぞれに運命というものを持っております・・・・・』

 こういう口上ではじまるのは路上の占い師。今に始まったものでなく、大昔から合理的説明は抜きにして天文現象は人の運命に結び付けられています。

 天文学は人の運命を知る占星術から発達したものである。英語で次の二つ、どちらが天文学でどちらが占星術でしょう。

 ●astrology
 ●astronomy

 astro-は「星」という意味があります。この二つ、どちらがどちらでもいいのです。それくらい似ている言葉なのです。-logy も -nomy もどちらも『・・学』という言葉ですからね。(生物学biology,
経済学economy,をみてもわかりますね)

 今は天文学と占星術(占星学)は正科学と似非科学ですが昔は未分化だったのです。今でも英語なんか見ると言葉の上では上記のように昔の未分化の名残が残っていますね。

 さて、夜、天空を観察すれば昨日のブログのように星々が見えます。

 では昼に天空を観察すれば何が見えるでしょう。晴れていれば青空やそこここに浮かぶ雲、曇っていれば一面の雲。

 この雲が浮かび、流れて行き来する空間は星々のある天球と地上の間にあります。この空間に大気があり、雲があるのですが、ときどき星の世界から訪問者がやってきます。

 その訪問者とは流星です。だいたい途中で燃え尽きてしまいますが、たまには燃え尽きず地上に落ちてくる星もあります。隕石となります。

 星の世界と地上の間にあるこの空間、(雲が浮かび、大気があり、ときどき流星が飛び込む、)の現象を知る(予知する)のが『気象学』だ。占星術は夜の観察だが、これは昼間においての天空の観察である。雲の形、朝やけ、夕焼け、その他の現象を見ながら主に天気を占った。

 日本語では『気象学』だが英語では、先ほど述べた「流星」のmeteorと「学」のlogyを組み合わせてmeteorology, 流星が落ちてくる空間を研究する学問だからこのように名づけられたのであろうが、直訳すると気象学が英語では流星学となるのはちょっと違和感がある。

 昔は天文も気象も空を見て占った。

 では今朝、9時過ぎの空を見てやまさん流に占ってみよう。

 まず、西空、これは絹雲、雲の中では最も高度の高い位置にできる。一万数千メートル上空だ。天気変化の前兆であるが、これだけでは何とも言えない。

 東を見ると、かなり前に過ぎ去った飛行機が残した「飛行機雲」がある。崩れ去らずに残っている。こういう時は、経験上、天気が悪くなる前触れだ。

 結局、夜遅くなって雨、うん、占いは当たったぞ。
 

2013年11月13日水曜日

明星

 今日の午後5時40分、外はもう暗い。

 庭に出て夜空を見る。西の方にはまだ暗い水色が残っている。

 ひときわ明るい星が輝いている。

 宵の明星、金星だ。

 東空には旧暦11日の月が上がっている。

 動画で撮影したら何とか撮れたのでアップします。

山寺晩鐘


 私の町の山際にあるお寺に夕方行ってきた。
 今日は肌寒い日であるが、夕方になると増々冷えてきた。

 晩秋の風物を写真に撮るつもりで行ったので、お参りが目的ではなかったが、本堂を見るとこのお寺の御本尊は薬師如来様だ。右の柱に書いてある。

 お薬師様は無病息災を主に祈願する仏様である。
 手を合わせる。

 燃えるような紅葉をさがして寺の裏を歩いたが、紅葉はまだ緑で、このように杉の林が続いていて暗い。寒さが募ってきたので写真に撮るのはあきらめ、引き返す。

 もう一度寺の境内を通っていると、参拝したお遍路さんが鳴らす鐘だろうかだろうか、鐘の音が聞こえてきた。



2013年11月12日火曜日

厄介で思わぬ出費だ


ついいまさっき、キャラメルを食べていたら、金属をかぶせてある上の歯の小臼歯がポロリ、ポッカリ空いた。(根は残っているようだ)

 「ああ、またしばらく、歯医者に通わにゃならん。」

 目の手術で出費したばかりなのに、まただ。

 思わぬ出費はいつ起こってくるかわからない。

 ホントに嫌になる。

 さっそく予約だ。明日午前に予約はとれたが、新しい歯になるまでの手間と金の高を考えるともううんざりだ。

冬を乗り切る生き物たち


 今日なんかは冬である。朝の寒いこと。そして昼くらいから雲が出て日も射さない。

 寒さがこたえる。

 今日のお題は「冬を乗り切る生き物たち」だがこの生き物の中には人間、もちろんワイも入っている。

 万物の霊長たる人でこれだけ進化した世に生きて、なにが冬を乗り切るだ!おおげさな、と思われるかもしれませんが、ちょっと心配している人たちがいます。

 今日から某図書館は秋の曝書で10日間の休みに入りました。この図書館、某デパートのあるフロアに2年前に新しくできました。

 雑誌コーナーは飲み物自由、開館時間は午前九時から何と午後九時まで、清潔で快適なソファーや椅子、温水がいつも出る洗面所(冷たい飲料水飲み場も別に作られている)、そしてトイレはウォシュレット洗浄便座が設けられています。

 「これって、まるでホテルの一階フロアとおんなじだ」

 こんな快適な図書館だからか、できた二年前から、ホ○○○スな人たちが四六時中(つまり午前9~午後9時)たむろしています。ロッカールームには畳の大きさくらいある彼らのキャスター付き荷物が置いてあります。

 みんなわきまえた人たちばかりで、おとなしく新聞雑誌や本を読んだりして、迷惑をかけずに長時間過ごしています。

 しかし、冬になった今日、この図書館は長期の休みに入りました。夜なんかはグッと気温が下がります。夜九時まで快適に過ごせたのに、どうするんだろ。

 前に市役所に勤めている友達がいるので、彼に言いました。「冬寒いとき、彼らの為に何とか収容施設なんかはできないのか、命にかかわるぞ。」しかし友達曰く、そういう施設はちゃんとあるそうですが、彼らは利用しないとのことでした。

 いま午後3時半、気温はぐんぐん下がっている。みんな、どうしているんだろ。季節の中でもとりわけ冬は厳しい。乗り切るのは大変だ。家はなくとも何か工夫はあるのかなぁ?

 などと考えつつ、蔵本駅に来ると、

 「おお、ここにも冬を乗り切る生き物がいた」

 ノラ猫たちである。
 
 短毛種の多い日本の猫にあってこいつは長毛種、こいつ数年前から知っているが、夏は毛が長いので弱り切って今にも死にそうにやつれていたが、寒さには強いのか、毛並みふさふさ、元気よく日向ぼっこをしている。

 短毛種はいかにも寒そう、体を丸めてじっと動かない、陽だまりのできる石垣の前にいるが無情にも日が陰っている。

 このノラの中に雄猫の憎々しいのがいる。人にはなつかず、体の大きいことをいいことにここらあたりのボスである。子犬くらいの大きさがある。
 でもやはり寒さには勝てないのか陽だまりの石垣前で毛を逆立て日向ぼっこをしている。

 正面から撮ろうとすると「うぅぅぅ~~」とか言って威嚇してくる。たちの良くない猫だ。

 哺乳動物は寒さに対処するため寒冷地では暖かいところにいる近縁種に比べ体が大きくなるそうだ。例えばクマ類で一番大きいのは北極クマだ。狐もオオカミ類もそうである。

 これは二乗三乗の法則、またはベルクマンの法則ともいう。

 極めて簡単に言うと、寒さに対処するためには放熱量を抑えることが必要である。そうすると体の表面積は小さいほうが有利である。一方、体の熱生産量は体重の重いほうが大きい。前者は体長の二乗に比例し、後者は体調の三乗に比例する。ということは、体を大きくする方が有利というわけだ。

 同じ個体種なら、できるだけ体を丸め、表面積を小さくする方が寒さに対処できる。上図の猫もみんな丸まっている。

 そういえば今朝のワイも・・・・・・・・

2013年11月11日月曜日

秋色徳島城公園


 昼すぎるころから北風が吹いてきてグッと気温が下がり、空も時雨もよいになり、初冬の気配になった。

 しかし午前中はまだ陽射しもあり、あったかかった。晩秋の徳島城公園を歩いた。

 桜葉は色づき、半分以上葉を落としている。銀杏の葉が緑から黄色に色づき始めた。黄金色の銀杏になるのはまだ2~3週間ほど先だろう。

 遊歩道の縁石にも落葉が。

 赤や黄色の落葉だ。上を見上げると、うん、確かに赤や黄色に色づいている。

 広場の芝生の上では毎年の晩秋恒例の野外彫刻展をやっていた。
 これ、『風人・笑人』という題だが、こう見ると獄門台の生首みたい。

 これは洒落が効いている。題は『熱チュー症』 なるほど。

 私が気に入った作品はこれ『十二神将』(仏の守護神である) 動画でどうぞ。

2013年10月31日木曜日

毎年同じだが鴨島大菊人形

我が町の文化的な観光資源は『曾我廼家五九郎』(誰も知らんちゅうの!)と『鴨島大菊人形』である。大々的に

 「鴨島まで見に来てつかはれ」

 というにはおこがましいものである。私のブログで今年の出し物を一部紹介しますので、もし興味があったり、県西へ行くついでがあり、この辺で急にションベンがしたくなったら、便所も完備してますので寄って見ていってください。


 吉野川市役所がこのように会場になっている


 向こうに見える小屋の中で今年のテーマ『八重の桜』の菊人形が見られる。