我が家から1kmほど行けば南山(四国山地)の山裾になるがこの山裾に沿って「山麓文化の道」がある。
なんだか御大層な名前だが別に全国的に有名な文化遺産があるわけではない。地元の私としては「奈良 山の辺の道」に匹敵するのは無理にしても、地元観光、あるいはちょっとした思索の道としてでも有名になればよいと思う。
この道に沿ってローカルな神社仏閣、樹齢1000年のくす、湧き水、滝、池、古墳跡などがあるが観光客などはまれである。しかし、休日などはハイキング、サイクリングのコースとして利用されていて賑わっている。
今日はこの道のごく一部分をサイクリングした。
山際の古い小さなお寺の前の花壇でこんな美しい花を見つけた。
ピンクの美しい花である。恥ずかしいことにこの花の名前は知らない。しかし、後でこの花の名前を知る手掛かりはある。
動物、植物はよく似たものに分類される。いろんな形態上の手掛かりで。たとえば哺乳動物の場合、歯の形態(かたち、数)などで分類されるのはよく知られている。
植物の場合は花の枚数、オシベの形態、葉の形などであろうが、そんな小難しいことを調べずともこの花、ある植物に非常によく似ているのに気づきませんか?
まず1枚目の写真、なんかおかしいでしょう?
「おおおお!茎と花のみで、葉がどこにもにゃぁ~!」
こんな形の有名な花、知りませんか?
『♫~、♪~、チャンチャンチャラ~チャ~ランタラ~、チャカチャカ、チャンチャン、あっかい~、はななら、まんじゅぅしゃげ~、オランダ屋敷に鐘がぁ~なぁる~・・・』
の歌(長崎物語)で有名な、「曼珠沙華」別名ヒガンバナ。
そしてよく見ると茎から放射状にいくつかの花がラッパのように出ている。そしてオシベの形。これを見てほぼ確信しました。
「これはきっと、ヒガンバナ科の品種に違いない」
この仲間には、他にアマリリス、水仙などがあります。
帰って、ネットでヒガンバナ科を調べますと一発でわかりました。やはりヒガンバナ科の
『リコリス』、別名、夏水仙。
そこから少し入り山裾の最深部に行きました。ここには名水(?地元のみ知る)が湧き出ています。
今日はここまでで引き返しました。家へ帰ったら4時半になっていました。
夜8時に気分転換とリラックスのためローマの湯へ行く。
ここは高、中、低温サウナと3つの部屋がある。名付けて「六道輪廻炎熱地獄サウナ」、「カルダリウム」、「ラコニウム」、私は一番低温のカラカラ浴場をまねた「ラコニウム」にしか体質的に入れない。
うれしいことに一番人気がなく、いつも私一人で、心行くまで古代ローマの妄想にふける。
誰もいないので写メールで撮影した。こんなところ
蒸気でぼやけているが中央に小さな噴水がある。タイルの部屋は8角形である。そういえば法隆寺夢殿が八角形である。聖徳太子が夢想したという話があるが、やまさんは古代ローマ、カラカラ浴場の八角形の部屋で妄想をたくましくする。
気分よく帰って今日はハイボール180mlをちびちび飲んでいる。
今日紹介した歌「長崎物語」は、あと半月して曼珠沙華を見たら、必ずやまさんが口ずさむ。少し酩酊しつつ、今、ヨウツベから引っ張った動画を見ながらカラオケしてる。
演歌、チャンチャカチャンだぞぉ~
2 件のコメント:
冒頭の美しい花は、素人の私から見ればどう見てもユリです。ヒガンバナ科の『リコリス』別名、夏水仙ですか・・・。また通勤ででもさがしてみます。
ローマの湯好きですね、私はどちらかといえば「六道輪廻炎熱地獄サウナ」のほうが、デトックスできるので好きなのですが、ゆっくりと瞑想にふけるのにはラコニウムがいいですね。前世で十字軍やっていた時ですが、ローマに凱旋した時にはこのサウナを楽しみにしていたような気がします。そこでやまさんと哲学談義をしていたような気もします。(^_^.)
ローマの湯、吉野川を隔ててますが我が家から近いのです。なにせ、家を出てたった二回曲がるだけで温泉の玄関です。うちの真北になります。
官能の果実?私のみのネーミングですね。
肉体に怪しげな作用をもたらす果実。
デーツ⇒これ一粒で生きられた、などと伝説のある宇宙食のような霊果っぽい気がします。
イチジク⇒陰部を隠したというのはおくとして、切り口からベトッとした白い液がでる。卑猥じゃ!また実にはタンパク質分解酵素があり、肉食に添えればよいという。イメジとして官能の果実じゃ
ザクロ⇒この果実最も注目したのは、この果実の味が「人の死肉」の味に似ているという伝説があります。人の生肉は若い時は食べることはないにしても舐めるくらいはあるでしょうが、さすが食べたことはないでしょう。すごい果実ですね。
それとこの実には女性ホルモン類似の成分があるって誰やら言ってましたぞ。
これも官能の果実としましょう!
ほとんどやまさんの妄想かもしれません。
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