標高の一番低い山として徳島市方上町の弁天山が有名で、観光のPRの対象ともなっている。しかし、こちら、蔵本町三丁目の八坂神社(祇園さん)の鳥居を入ったところにある「県内で一番短い橋」は忘れ去られている。弁天山の方は国土地理院の認定があるが、こちらの橋は昔からそのように言い伝えられてきただけで公的な認定はないし、橋とは言っても昔は下を小川が流れていたが、いまは全て暗渠化され石やコンクリで覆われている。
明治10年に架設され、当時県内で一番短い橋といわれた。やがて川もなくなり、表面は舗装化されたが、このいわれのある橋を後世に残していこうという意志が働いたのか、小さな橋は今も残っている。
鳥居の手前、欄干のある橋のがそうかと思うがそうではなく、鳥居を入った奥に見えているのがその橋である。
下のような橋で、「櫻橋」という。左の石柱は「さくら橋」右のそれは「櫻橋」と彫ってある。
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