雨が降っていて昼ごろ家の中で鬱々としていた。台所の隅を見るとビニルの袋に緑っぽいものが入っておいてある。
「あれ、何だっけかなぁ、ああ、昨日、ちぎりたてのソラマメをもらったんだ。」
することなく暇なのでさやをむいてソラマメを出すことにした。ソラマメをさやから出したことなど大人になってはやった覚えがない。やり始めたが、大きなさやで外郭の皮が固くて爪がなかなか立たないから割るのが難しい。
かなり時間がかかったが何とか剝けた。
剝きにくかった開いたさやを見ると豆は綿のような弾力のある内皮にくるまれている。
なんかぁ、さなぎを包む繭のようだな。こんなことを思うのはおいらだけか。
ところが調べてみると、このそら豆の別名の一つに『蚕豆』とついている。なるほどそう思う人が大勢いるんだ。と納得。
夜、ソラマメは塩ゆでにしてチューハイとともに青い豆の外皮からプリッと内実を押し出し、食べる。
飲んでいると、今年初めて、可愛い、我が家の家を守る「家守」(ヤモリ)が窓をぺたぺた歩き、虫を取っていた。
「おい、こっちきて、一緒に飲まんか」
「あれ、何だっけかなぁ、ああ、昨日、ちぎりたてのソラマメをもらったんだ。」
することなく暇なのでさやをむいてソラマメを出すことにした。ソラマメをさやから出したことなど大人になってはやった覚えがない。やり始めたが、大きなさやで外郭の皮が固くて爪がなかなか立たないから割るのが難しい。
かなり時間がかかったが何とか剝けた。
剝きにくかった開いたさやを見ると豆は綿のような弾力のある内皮にくるまれている。
なんかぁ、さなぎを包む繭のようだな。こんなことを思うのはおいらだけか。
ところが調べてみると、このそら豆の別名の一つに『蚕豆』とついている。なるほどそう思う人が大勢いるんだ。と納得。
夜、ソラマメは塩ゆでにしてチューハイとともに青い豆の外皮からプリッと内実を押し出し、食べる。
「おい、こっちきて、一緒に飲まんか」
2 件のコメント:
豆の写真、卑猥ですね!
食べ方も卑猥です。
ヤモリも卑猥です。
そんな事を言っている私も卑猥です。
ヽ(^。^)ノ
三年も私のブログを読んでくださってると暗喩や裏読みもしてくださってさすがですね。
さて、また冗長になりますが、ちょっと、豆についてウンコを垂れ・・いや、違った!薀蓄を垂れたいと思います。
豆って、脂肪もタンパク質も多く、炭水化物が中心の穀物に比べたらすぐれた食物ですね。そう思って調べると、地中海沿岸、エジプトなんかでは古代、ソラマメが主食作物だったようです。ソラマメは大きいし、うまいし、いいですね。
いいことばかりのような気がするんですけど、やはり欠点はあります、穀物と比べると土壌を選ぶし、栽培も難しいようです。また豆類はサポニンという若干の有毒物質もあるのが多く、中毒の心配があります。
ワイもソラマメを食べすぎて腹の調子が悪いです。
それから共通の興味の「豆の卑猥さ」ですが、性には奥手であった私は比較的最近知ったのですがマメには女性器のクリトリスという意味があるそうです。しんちゃんはとっくにご存じでしょうが、
それを知ったのは、なんと、伝統芸の古典落語でした。おそらくこんな古典落語はやっても意味が分かる人がいないから高座ではやらないでしょうが・・
マメが出てくる部分は最後のオチです。
筋は性にはうぶなお殿様の性教育指南をするジイヤ・三太夫です。お殿様は女性と交わったことないからやり方がわからない!それでジイヤが女性を連れてきて若殿様の前でこうするんですよ、と実地をやる。
ええっと、はじめてはやりにくいからこのように唾をつけてと・・とジイヤが手に口から唾をつけて女性器を濡らす、
そのしぐさが女性の股間から何かをとって食べているように見えるのがミソです。
オチは、若殿、ジイヤに聞きます。
「ジイ、その食べているのは何じゃ?」
「はい、マメでございます」
このオチ、当時は難解すぎてわかりませんでしたが、研究調査の結果、女性器のクリちゃんが豆の隠語とわかった次第です。
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