2013年5月25日土曜日
レトロなCM
文化の森の文書館で古いポスター展をしているので見に行った。
インターネット、テレビ、ラジオさえなかった時代、どのようにしてCMをしていたのだろうか。江戸時代は『引き札』というポスターとビラを兼ねたような印刷物があった。
ああ、そうか、今の若い人にはポスターはわかってもビラってなんだろ?うわからない!ですね。
ポスターは大きな張り紙で目につくところに貼って、そのCMの内容を人々に見てもらうものですがビラはもっと小さい粗悪な紙にCMを多数印刷し、それを個人の手にわたって読まれるよう、一枚一枚何らかの方法で渡すものです。
手っ取り早いのは空中からばらまいたりしました。また一人一人手渡すのもありました。ワイの子どもの頃はこんなビラの配布の仕方もありました。ちんどん屋さんが撒くビラです。
展示にはビラの類もありましたが、ポスターを撮ってきました。
相当な古い時代を感じさせる美人画のポスター。今はこの手の美人は流行りませんね。
蹴球?なんのスポーツか?サッカーです。サッカーと書かないところが時代を感じさせますね。
昔は町に何軒か看板屋というのがあって、店の看板や映画館のポスターを手作りで作成してました。そんな看板屋さんが書いたんじゃないかと思わせるような手作り感あふれるポスターです。
選手の闘志みなぎる顔の表情がいいですね。
展示室の動画です。
この動画の中で『かんくすり』と出てきていますが。これ何の薬かわかりますか?昔はこんな薬があったんですよ。
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2 件のコメント:
「かんのむし」って、小児の自律神経失調症みたいですね。まあ子供にもストレスはあるのですからあってもおかしくはないですが、もしストレス解消で泣いているのなら、薬で抑えるのは・・・ですね。気が済むまで泣かせてあげましょう。それより、鳴門観潮で浣腸の宣伝なら面白かったのにな~。(^.^)
よく御存じですね。私らの生まれのときは幼児期、「かんの虫」だの「かん医者」「その自家製薬」だのありました。しんちゃんくらいの生まれではそんなお世話になったのかなぁ。
薬も栄枯盛衰、古い薬はどんどん廃れ、新薬が出てきます。でもその形から「イチジク浣腸」はセルロイド製からプラスティックに代わりながら今でも命脈を保っています。
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