しんぼうじろうはんが、一か月前、ネットのあるニュスサイトで
「アメリカじゃぁもっとも下層階級というかホムレスの人が、もっとも安く食事をするにはショッピングモルで出来合いの食べ物を買い、イートインで食べるのがふつうであるが、その一回分の食費が3000円びゃぁいる」
と言ってた。まさかなぁ、ワイも買った食べ物を大規模スウパのイートインコォナでよく食ってるが、3000円もはいらん、とおもったが、これいろいろな情報から判断するにアメリカじゃホントの話である。
長期にわたってつづく円安とそれと反対のドル高、そしてアメリカでも物価高ということでそうなるのだ。
日本でも最近はどんどん物価が上がり、コロナ前は、ワンコインランチつまり500円で昼食を済ますことができたが、今じゃ、安く上げるためうどん屋に入って、うどんとおでんを数品とればほぼ1000円いる。定食類も1000円近くいるから、日本もこのまま物価高がすすめば、それこそイートインですますような者でも一食が数千円になる日が来るんじゃないかとおもう。おっそろしいのは物価高がぜんぜん止まらずに上昇を続けていることである。一例としてパンを取り上げると、数年前までは定価88円だったアンパンが、去年の初めには98円となり、去年の暮れ頃には108円となり、一月以降、パン特売日でもなきゃぁ118円となった。これからはもしや季節ごと、いや月ごとに上昇するんじゃないかと恐れている。できるだけ安いものと思っても限度がある。米だけ(今やコメも大幅値上がり)、食パンだけで生きていけるはずもない。
そんななか、お昼のランチとして誰にでも利用できる社員食堂が破格に安いのでよく利用している。安い場合は定食(みそ汁、ごはん、生野菜もついたおかずのセット)で450円、高くても550円で食べられるから今時分こんなうれしいことはない。ただ社員食堂といっても民間の会社や工場は、原則としてその従業員のみの利用なのでそこにはいけない。行くのは公共の団体企業である。具体的に私が行くのは某県庁食堂、某市役所食堂、某鉄道会社食堂、某バス会社食堂、某警察署内食堂である。
上の中でいっちょイイのが、某県庁食堂である。きにょうの定食を見てみよう。この定食にはおかず類が二皿ついているが、これは決まったものではない。およそ1ダースびゃぁもある各種おかずから、自分で選べるのである。もしおかずを二種類とるなら定食の値段は550円となり、一皿なら450円となる。私は気に入ったおかず二皿とったので、下の写真は550円の定食となる。Aのおかずは「とり天、なす、ピィマン、ニンジン、オニオン、鳴門金時のチリソース炒めあんかけ」、Bのおかずは「草履くらいの大きさの鮭と鳴門金時のケチャップソースかけホイル焼き」である。これ民間のお店で食べりゃぁ1000円以上は確実にしますって。上記の食堂の中ではもっとも優れて安い定食だが、ちょっと遠いのと、あんまし頻繁に行くのもはばかられるので一週間に一度くらいにしている。もっとも常連の(つまり月から金まで毎日利用する)、ジジババもいるみたいで、いついってもいるオババはおかず、メシ半分は保存容器にいれて持ち帰っている、まさか犬猫にやるわけではあるまい、夕食分にするのだろう、つまりこのオババは550円で昼食、夕食をまかなっているのだ。こんなオババも県庁食堂は受け入れている(原則どこの食堂も残り物は持ち帰り禁止だ)。
この県庁の食堂一ヶ月ばかりリニューアルの工事をしていて今月の21日が再オープンの日であった。前は大学の学食のようながらんとした大きな部屋にテェブル、イスが並べてある殺風景なものだったが、今はこんな感じで県内の木材を使った小じゃれた作りとなっている。他にも円形の半壁でかこったテェブル席もあり(写真の左上黒の半壁がそのテェブル席、見られることを嫌うグループなどが利用できる。まるで大きなホテルの喫茶室や食事ブースのようになっている。例のオババもここがリニューアルして上品なホテルの喫茶室みたいになったのでもう寄り付かないかなと思っていったが、行くと、いた、いた、ド厚かましいことに4~5人は利用できる円形の半壁でかこったテェブル席に満たしたお茶のコップを三つも並べ(お代わりを汲みに行くのがめんどうなのか)定食を一人で食べていた(オババの名誉のためにいうと、彼女は11時過ぎに入り、職員や他の人でいっぱいになる12時までには食事を終わり引き上げているから、席を独占して邪魔になるわけではない、ワイも邪魔にならん時間帯にしている)
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