2021年7月25日日曜日

仏はんの三聖樹に見たてられた花サルスベリ

  咲き始めたぞ!5日びゃぁ前に、土用に入っているから、もうサルスベリの花も見れるだろうとわざわざ自転車で文化の森公園に行き、山すその遊歩道を歩いてきた。サルスベリの木があるにはあったが、まだ開花にははやかった。みたところ蕾からようやと開きかけた時期のようであった。

 ところがここ数日、なにげに通るあっちゃこっちゃでサルスベリの紅の花が目立ち始めた。サルスベリって「百日紅」と呼ばれるほど夏期が長いが、開花期は一瞬でやってくるのかしらぁん。

 前のワイの5月のブログでもふれたように(ブログここクリック)このサルスベリは日本仏教ではインド仏教の三聖樹の一つである「無憂樹」に見立てている。三聖樹の二つ「菩提樹」と「沙羅の木」はその下で仏はんが瞑想し悟った木であり、涅槃を迎えた木である、ちょっと厳粛かつ抹香臭い木ぃの感じがするが、この「無憂樹」は仏はんのおっ母さんが、その花の美しさに魅せられて手折ろうと手を伸ばした時、脇のしたからプリッと仏はんが誕生した(と言われている)木である。そのため華やかでめでたい感じがする。実際の花も菩提樹や沙羅の花より花のつく枝ぶりも豪華であり、花の形、色も華やかである。

 徳島城公園のサルスベリの木と花


 他にも城跡公園には炎熱の木「夾竹桃」も花を見せ始めている。


 そして同じ場所にこの時期、すこし大きめの金玉くらいの実をつけている木がある。何かと思やぁ、これヤブ椿の実ぃ、けっこうよ~け実ぃつけとるがな。手間はかかるがこれから「椿油」をとるんだわ。大昔、ワイの小ンまいとき、ワイんくまで女の人が椿油の行商にまわってきよった記憶がある。ただし、有名な「アンコぉぉ~~~♪、ツバキぃぃわぁ~~~」のツバキ娘ではなく絣の着物でもなく手ぬぐい被りもしていず、ふつうの叔母ぁさんのようなかっこうだったが。


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