今日はこのような仮想実験をして磁気について考えてみましょう。
電気と磁気のもっとも大きな違いは、二極ある一極を単独で取り出す、言い換えれば単独で存在するか否かです。
棒磁石ってありますよね。小中学校の理科室でお目にかかりましたね。磁石のお勉強に使われ、磁極がNとSの2極あることをよくわからせるため、このように棒磁石の真ん中で色分けしています。
これはかなり子供には誤解を与えるものです。
なぜって?子どもは真ん中でポキリ折って別けると、NとS極が全く単体である磁石が作れそうな錯覚に陥ります。
しかし、実際は、ポキリ折って2つにした瞬間、やはり端の方にN,Sの二極ができます。もう一度折っても同じこと。
帰納的結論から何回繰り返しても同じになることは予想されます。
じゃあ、これを繰り返し、これ以上分割できないところまでいったらどうなるか?
原子レベルの話になると・・・・・・
もしや、モノポール(単極)が存在するのではないか?
頭の体操です。ちょっと考えてみましょう。続きは次回のブログで。
4 件のコメント:
モノポールって発見されると、すごい事になるみたいですが、意味が解らないのでその後思考停止状態です。(+_+)
早朝は寒いですね。梅雨寒ってこんな感じかな。
時刻から夜勤明けですね。お疲れ様です。風邪に注意してくださいね。
ちっちゃい子供でもわかる不思議な物体「磁石」テーマにもってこられましたか~~
モノポールは今日初めて聞いた言葉です。勉強になります。
最近知ったのですが金属の「スズ」も磁石にくっつくというのは本当でしょうか?
yamasan先生、ご回答を次のブログでよろしくお願いします。
子どものときは磁石でよく遊びました。あのころの磁石はどこへ行ったんだろう?どこにもないです。
薬箱に強力磁力のバンド、(ピップエレキバン?)がありました。
同じ錫でも結晶状態が違えば磁性は違ってきます。特に錫は、化学性は一緒でも、物理状態の違う、多種類の結晶があります。温度によって、ガラッと変化したりします。その中のある物が磁石にくっ付くのかもしれません。
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