「裁判傍聴人」
日本の裁判は「公開」が原則です。どのような人にも公開されているのです。公開裁判は民主主義の基本ルール、みなさん、どんどん傍聴しましょう。
裁判傍聴といえばなにか、法学部の学生とか、社会見学の生徒のような人たちの学習目的が本来ではないかという気がしますが、全然そんなことないですよ。
下世話な興味、野次馬根性、人間観察、小説のネタ探し、動機は何でも構いません。静かに行儀よく傍聴しさえすればいいんです。
途中入室、退出もOK。
それで、今日裁判所に傍聴に行きました。
午前11時前だったんですけど、もう刑事裁判の午前の審理は終わってるみたいで見られませんでした。受付にいた人は
「昼からまた来れば。午後1時半からだよ。」
と言ってくれたんですけど、昼からは用事があるので今日はもう傍聴するのはやめました。
一応、午前の部の刑事事件の案件を言うと、「窃盗」と「覚せい剤取締法違反」でした。男女の痴情のもつれから云々の事件はないかと掲示板を見ましたが今日のところはなかったみたいです。
受付横で掲示板を見たあと、小法廷室を確認しようと廊下をウロウロしてたら、親切な廷吏(いまどきこんな言葉があるのかなあ)さんがいろいろ教えてくれました。それで、裁判の傍聴はかなり気楽にできることを知りました。裸でなければ服装自由、髪形も色を含めやりたい放題結構。許可証もいらない、出入り自由、もちろん木戸賃もいらない。
ただ、帽子・被り物は裁判が始まったら脱がねばならない。私がかつらは?と突っ込みを入れるとそれはいいという返事だった。
それと裁判官が入廷の時は「起立」の礼があるそうで、なんか小中学校の授業を思い出した。
また説明する人とは別の人がパンフレットをお読みくださいと言って持ってきてくれた。
下がそれ
今日は見られなくて残念だった。次回は見逃さないように9時くらいに来ようと思っている。
傍聴したらまた感想などブログに載せます。
2 件のコメント:
私も数年前、裁判所に行ったついでに、傍聴しようと思いドアを開けましたが、一斉に視線を浴びてたじろいだため、すぐに閉めて帰りました。小心者です。
しんさまも傍聴されようとしたんですね。
実はね、面白おかしく書かれた裁判の傍聴人の本を読みまして興味が湧いたというのが真相です。
それとよく利用する図書館の真ん前なんですよね。活字を目で追うのが苦痛になったこの頃、こういう勉強もいいんでないかと思っています。
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