2021年8月15日日曜日

令和一日だけのボニ踊り

  徳島市内もわが町も今年の阿波踊りは中止となっている。徳島市はアワギンホールで踊り子連、客を選抜して舞台、観客席で「コロナ下の阿波踊り」をやっている。数少ない予約チケットは早々と完売、それじゃぁほとんどのモンは見れんではないか!突っ込まれそうだが、言い訳としてウェブ上などで中継視聴はできるので皆さんはそっちらをどうぞ、ということだが、そんなもん、面白っしょうあるかだ!オリムピクのネット中継なら手に汗握る勝負を見る楽しみもあろうが、阿波踊りの中継などそれに比べるべくもない。もっともこのボニ中降り続いた雨で正式開催したとしても徳島市の四日間(12~15日)、ちゃんとできたか疑問だが。

 わが町のボニ踊りは例年14日~16日の三日間開催されている。しかし去年に引き続き今年もコロナ下で中止である。わが町の今年の花火打ち上げは、うまいことフェイントをかまし、密集せんように13日にステルス花火をやったが、さすがボニ踊りはこそっとやるわけにもいかず全面中止である。

 そこでワイの今日のブログではわが町の、ありし日(何をおおげさな!)のボニ踊りを動画に張り付けておこうと思う。撮影はもちろんワイ。令和の御代はじめ(令和元年)のボニ踊りだが、去年、今年となかったので、明日をも知れぬワイにとっては、もしや(かなり高い確率で)これが最後の見納めボニ踊りだったかもしれない。今から思うとこの令和御代はじめのボニ踊り、なにかそういやぁ不吉な予兆を感じぬでもなかったんだよなぁ、この年の三日間のボニ踊りのうち雨天で二日は中止、たった一日の令和元年鴨島ボニ踊りになった。

 昨日みた檜さんの「在りし日の民俗芸能」ではないが、なんか動画を見ていると「滅び」の予兆というか、消えゆくモノへの哀愁をそこはかとなく感じるのはオイラだけだろうか(そのとおり!死にかけのジジイの過度な感傷じゃわ、と言われそうだが)、BGMにそれらしい音楽をつけたからか?

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