2013年1月12日土曜日

よく調べると安売りプランがあふれている、なぜか?


 ネットを見てるとバナー広告や頼みもしないのにひょこっとでてくるポップCMが出てくる。
 「ど~せ、怪しげでいかがわしい信用置けない広告だわ」
 と無視していたが、最近、各ブロバイダー会社のADSLのネット接続サービスの料金の安さを売るCMを見て、比較検討して、ちょっと驚いた。

 ADSLの月当たりの料金がずいぶん値下がりしている。以前ADSLに入って高いまま継続しているものが馬鹿を見ることになっている。悔しくて何とかしたいと思う人も多いのでは・・・と思ったりもするが・・・
 しかし、昔にそれしかサービスがなかったからショーコトなしに(特に電話線しかない田舎では)ADSLにはいった人は、最近の高速通信網の発達で、ここ数年以内にほとんどの人(特にネット利用が高い若者)は光などに乗り換え、そちらの料金体系になってるから、ADSLが上がろが下がろが屁とも思わないわな。

 さあ、それがいったいどういう状態を引き起こしたのか?考えてみたい。

 光ファイバー網が整備されれば旧来の電話線はなくなる運命であろうがそんなに近々にはなくならない。
 その一方、上述したようにADSLをやめる人が増えるし、また携帯や光網に乗った電話が増えるため旧来の電話線の「通信容量」が空いてがらがらになってくる。電車にたとえれば定員100人の車両に数人を乗せて運んでいる状態になっている。

 「ど~せ、空いて、空気を運んでいるなら、安くして乗ってもらおう」

 と考えるわな。空きに空いたガラガラスカスカの電話線にはADSLのための席はいくらでもある、特に8Mだの12Mだの低容量などはいくらでも入る。

 それが最近、驚くほど安売り攻勢をかけている各ブロバイダーのADSL商品だ。

 ところでADSLはあと何年ぐらい使用されるのだろうか。日本人は新しいもの好きで、かつ被統治能力(支配される能力ですぞ!)が高いから(これ皮肉ですよ)、お上の命令に唯々諾々として従う。一昨年の地デジ廃止を見るがいい、この日を持って廃止!といえばみんなひれ伏して従ったではないか、(旧来の受信機が使えなくなるのに)、外国だと反乱だぞ!

 こんな日本に住んでいるのだから、切り替わるときは急であることを覚悟しといたほうがいい。どうせそんなときまでADSLを使っているのは、ワイらみたいな高齢者やIT弱者、かろうじて安いADSLを利用してる貧困者など少数派の下層民だから、そいつらがどうなろうとIT業界はそれこそ

 『屁とも思わん』

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

逆に日本は高齢者や弱者、貧困者が多いので、ADSLは無くならないのではないでしょうか?光回線が安くなれば、話しは別ですが・・・(^.^)

yamasan さんのコメント...

私のように今、ADSLの12Mという人は少ないんじゃないでしょうか。

 数年前までうちの近所もADSLの人も結構いたけど例の地デジ移行で、電波の届かないうちらの田舎ではフルチャンネルの見える光付きのケーブルテレビにしましたから、皆光ネットになりましたね。

うちは地デジはないわ、新聞はとらないわ、で、かろうじて細々したネットがあるだけ。でも、そんなもののない人もいる。

 貧困高齢者には情報ホームレス、情報難民、情報細民もいるのだぞ。

 介護サービスボランチアでかいらしい高校生などに「情報配達サービス」をさせたらよいと思う。