11月に自転車で走っていて段差にタイヤが滑り、
ツル、ポテ、ペタン
体が派手にコンクリの地面に打ち付けられ、みなさんご存知のように手指がみょ~な方向に曲がり、2ヶ月たってもまだ完全には治っていない。
これなどは自分で起こした『事故』というのだろうか。
今日はその自転車がパンク(空気が完全に抜けた状態)。
予想もしてなかっただけに困った。この自転車は徳島駅近くにおいてあるわが自転車で市内をあちらこちら行くのに使う。乗ろうと思って駐輪位置から引き出すとパンク状態、
今日は風もないので少し遠出をしようと思っていた。しかし、まるであてがはずれ、遠出でどこかへ行くどころか、この自転車のパンク状態をどうにかしなければならない。
パンクしてわかったが、徳島駅周辺には自転車屋がないのである。アミコの駐輪場の係りのおっさんに聞いても
「さぁ~、ここら辺にはないなぁ~」
頼りないこのおっさんに聞くのはやめて、別の人に聞くと
「そういえば、裁判所の大通り横にあるわ」
で、そこから自転車を押してJR立体交差を上り下りしてそこまで持っていった。
思わぬパンクでドキドキする困惑。ヒ~コラエンヤコラの、タイヤのへらべったくなった自転車を押して移動での困憊(こんぱい)、そして涙の出費の1200円!
何の予兆も思い当たる節もないこの出来事。
「なんぞ、おいらが悪ぃことしたんか?」
誰に言っても恨んでも仕方ない。こういう思いもかけぬ小さいが悪い出来事は人生往々にして起こるものである。
偶然の、小さいが良くない出来事は、日本語では『事故』というのだろうが、事故というには大げさだ。事故といえば何か交通事故を強くイメージしてしまう。
そもそも事故という日本語は、故(ゆえ)あって起こる事、で因果関係が付きまとっている。
今日のような小さな出来事に事故とは適当でない。そうすると日本語にはちょっと当てはまる言葉がなくなる。こういうとき英語には適当な言葉が思い当たる。accidentである。語源的に分解するとac-、-cid-,-entになる。acは自分への方向性をあらわし、cidは自分へ落ちかかる、降りかかる、entは名詞を作る接辞語である。つまり『思いもかけぬものが降りかかる・・・』というような意味がある。
まるで対象者無作為の運命の小さないたずらのような今日の出来事はaccidentと呼ぶほうがふさわしいだろう。
2 件のコメント:
事故にしてもアクシデントにしても、どちらも歓迎したくない事に使う言葉ですよね。いいことにも使うのかな?明日は腕山にスノボしに行くのですが、あまり使いたくない単語ですね。いい意味でのアクシデントならいいけどな~(((^^;)
お楽しみですね。今年は寒いし、2日前の雨は山地では雪のようなので徳島のスキー場もいい状態ではないでしょうか。
人工降雪機もあるようですね。
楽しんで無事帰ってきてください。
明日の夜は平地でも雪といってましたよ。帰りは車が大変かも、お気を付けください。
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