トシちゃんはいろいろ健康法をやってるみたいだ。私などは歩くこと以外何もやっていない。不健康、不養生の生活だ。それはさておきトシちゃんが時々やってる「デトックス」というのがある。私はそれについてまったく知らない。なんだろうかと思いネットで調べてみた。以下のことを知った。
ここクリック(ウィキより)
英語の文字を見てなるほどと思った。toxicは、毒の、という言葉である。de-だから毒素を対外から排出か!
「なるほどそれが基本なんだな」
病気の元になるのは体内に次第にたまっていく毒である。という考え方は大昔からある。原始時代、呪術師が病気の元となると信じられていた体に巣くう悪霊を追い出す。というのも広い意味ではデトックスだ。
古代・中世になっても毒素排出という治療法は基本であったようだ。
漢方でよく用いられる薬は「緩下剤」(ゆるい下剤)、利尿剤(おしっこの出をよくする)である。これなどは体内からの排出機能を高め、毒素も一緒に出してしまおうという考え方であろう。もともと老廃物を出すのであるから、これが滞るより、ちょっと多めに出たほうがいいだろうということか。
ほかに廃物を体から出す機能には発汗作用がある。汗にして出してしまおうというわけだ。漢方では発汗利尿作用と一くくりにされるくらい知られている。漢方では薬によるのだが、発汗はサウナ、岩盤浴でもできる。
「これがトシちゃんの言うデトックスなのかなぁ?」
西洋医学でも中世から近世にかけてよく用いられた治療法がある。漢方にはそんな荒い治療法は一般的ではないようであるが、それは『瀉血』である。体内の悪い血を出してしまおうというわけだ。
下は江戸時代の長崎出島における西洋医学の治療法の『瀉血』図を日本人画家が描いたもの。腕の小動脈をランセットで開け、瀉血している。血が噴き出ているのがわかる。
これは血を抜くことそのものが治療法である。
これも広義のデトックスのひとつであろう。
このような治療法は古代から用いられてきただけあって民間療法としても広く定着しているようだが、それだけに毒素排出という科学的メカニズムは不確かなものがあることも否めない。何でもかでもというのには注意が必要だ。排出しすぎてスルメになっても困る。
思い過ごしかも知れないがこのようなセラピーは往々にして似非科学の範疇に入りそうな理論に基づくものが多い気がする。惑わされないようにしよう。
私が子供のときからある薬にこんなものがある。『たこの吸出し』
これなどは外用的に毒素を外に吸い出すもので、メイボ、おでき、膿などに用いた。これなども広義のデトックスだろう。
生理作用で人は体内にあれば毒素になりかねない老廃物を排出する。「尿」や「便」もそうである。また排出不能の場合でも肝臓などでその毒素を無毒化する機能もある。人はデトックスになるようなことを行っているのである。糞、尿以外でも排出されるものはそのような働きがある。痰、鼻くそ、耳糞もそうであろう。女性の月一の月経血も老廃物排出と見れないこともない。
そう考えるとどうだろう?威勢のよい18・9歳くらいの男の子は毎日のようにマスをかく。これには溜まった不要なものを「抜く」という働きがある。これなどもデトックスになるのかなぁ 、もし精液射出でデトックスになるなら、これは快感も伴うし、いいデトックスになりそうだなぁ。
(いつものように、それでは下ネタ絵図で締めくくりましょう、(^m^) )
4 件のコメント:
オチの石鹸の国は…。
それはさておき、一番のデトックス方法は、岩盤浴で2時間ほど水分を取りながら粘ることです。甘いもの好きなので糖尿にならないよう、こまめに汗をかいたほうが寝つきもいいです。
『たこの吸出し』は聞いたことあるのですが、使ったことがないので是非使ってみたいです。
デトックスは毒を出すことだったんですね、私から毒を取ったら何が残るのだろうか?多分私がいなくなるんだと思います。つまり、カスがのこり、私は毒でした。毒バンザイ!命ある限り毒を撒き散らして生きていこう、男とはそういう生き物だと思います。「わたくしを撒き散らす」\(^^)♂
としさんへ
よく高級フィットネスクラブに入っている人の話などを聞きますと、
「健康維持も金がかかるのかなぁ、健康維持も格差社会なんかなぁ」
と思います。岩盤浴なんかはそう金がかからんと思っていましたが、この間、Sさんがそれに行って1500円とられたと聞いて、私はそう好きではないけど一度は行こうと思っていた気持ちが萎えました。
でも病気になって医療費に金かけるより、これに金使う方が結果的に合理的ですね。
私は金のかからない健康法をさがします。
>>しんさま
私は毒を否定的にとっていません。いくつかその例を挙げましょう。
<味覚>
5味の中で毒的な味は当然、苦味、しかし、お茶にしてもコーヒにしても渋い苦味がなければ
<薬>
薬と毒は境界があるのみ、本質的には一緒です。薄く使えば薬、
「毒を持って毒を制す」「毒変じて薬となす」の慣用句もあります。
<その本来的効用>
毒は自死にしても他殺にしても哲学的で芸術的な方法と思います、説明は長くなるのでここまで!
<人格>
毒のある方が魅力的、ただし、太く短く生きる方が本人、他人のためによい。
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