2024年12月19日木曜日

寒ぅ~い冬の夜、銭湯帰りの二人を歌った歌

  ワイらの世代で、寒ぅ~い冬の夜、銭湯帰りの二人(恋人)を歌ったフォークは?と聞くと、百人が百人とも答えるのは、かぐや姫の『神田川』であろう。

~貴方は もう 忘れたかしら赤い手拭 マフラーにして

 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって

 言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が

 芯まで冷えて~♪

 しかし、私は神田川を第一には思い浮かべない。神田川の歌は昭和48年9月にリリースされているが、その1年半ほど前に(昭和47年4月)に発売されたあがた森魚の「赤色エレジー」のシングル盤のB面に入っている「ハートのクイーン」を真っ先に思い浮かべる。

~ポッケに石鹸一個入れ 軽石手ぬぐいぶらさげて

 君の細い影踏めば お風呂上がりの 寒い道~

 B面であることもあり、今では、ワイらの世代でも知る人も、ましてや歌う人も、ワイ以外はいないだろう。今夜のような寒い夜、銭湯上がりで帰る道すがら、この歌を歌っている。歌詞の内容とは違って、一人暮らしのジジイの銭湯帰りだが、歌えばちょっぴりだけ半世紀以上前の青春時代の自分に帰った気がする。

 その歌を下に張り付けておく

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