十月ころまるで原野一面に菜の花が咲いているように見えたのが帰化植物のセイタカアワダチソウの黄いろい花であった。ネーミングはセイタカ(背高)そしてアワダチソウ(泡立ち草)と言われるように人の背丈よりも高い。そしてモコモコしている微小の黄色い花は泡立っているように見えるからそのように名付けたのだろうと思っていた。
なるほどその花が泡立っているように見えないこともないが、黄色い泡っちゅうのはあまり見たことがない。それに形も泡立つにしてはちょっと不自然だ。
12月に入った今日、そのアワダチソウが群れていた土手をフラフラ歩いていてそのアワダッチソウの花房を見た時納得した。10月頃は真っ黄色になっていた花房は、今はまるで水中からジャグジー風呂のように銀色の泡のかたまりが放射状に吹き出てきているようになっているのだ。これならまさにアワダチソウだ。
そして今日、このブログを書いていて知ったのだが、今までは繁殖力が強く、大きく成長して邪魔になる嫌われ者の帰化植物というイメージを持っていたのだが、長く硬い木質化した茎を持つところから、よしずの代用としてすだれにしたり出来るし、また葉は乾燥してお茶として煮出して飲めるそうだ。薬効もあるらしい。へっぇぇ~ちょっと見直したわ。
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