今日、急に誘われて大塚美術館に行くことになった。誘った当人も急だったようであまり内容はごぞんじないらしく、たまたま地方紙に美術館の特別展の企画展示のニュースが載っていたので見たくなったとのことであった。
この美術館は何度も行ったことがあるので常設展はよく知っているが、もう20年近くも行っていない。その間に追加された展示もあるようでそちらの方は当然見学はしていないので、もし見れるならとついていくことにした。そして最近は中東やペルシャ、イスラムの美術工芸に興味があるので、それらが追加されていればぜひ見たいとも思っていた。
だが入館して入り口案内のお姉さんに聞くと古代から近代までの西洋美術の流れの展示が主で中東、ペルシャ、イスラム美術は全くないとのことでがっかりした。
しかし特別企画展テーマ「陶板でめぐる日本美の世界」であるので、それを重点的に見ることにした。特別展の各作品は下のようになっている。
パンフレットを見るとずいぶん立派な作品がたくさんあり(もちろんレプリカだが)展示室も広いのだろうと期待していたが、尾形光琳と酒井抱一の二双の屏風がホールに展示してあった以外は、他の作品は小さなブースにコンパクトにまとめてあった。ちょっと期待外れの感がないでもない。
下はホール展示の尾形光琳と酒井抱一の二双の屏風、光琳は地が金色、もう一方の抱一の方は銀色とそのコントラストが面白い。
葛飾北斎(下の写真)
下はそれ以外の日本の美の世界の特別展示ブースの動画(火炎土器~雪舟~仁清など、菱川師宣まで、お大師さんもいた。)屏風以外の展示はこの一画だけ。広い美術館なのでよけいに狭く感じる。
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