私としては本筋の講習内容の「イラストレーターやグラフィクデザインのソフトの使い方」より、こちらのいわば「遊び」ほうが面白くなって、以後、ブログやヨウツベを繰り返しアップするようになるのである。IT技術事務科は職業訓練に目標を置いている、そのため就職に有利な技術としてイラストレーターやグラフィクデザインのソフトに身を入れて習ったほうが良いのだろうが、このソフト、講習会のパソコンに入っているが、自分のパソコンに入れようと思ったらそれぞれ、(当時は)10万円近くのソフトを購入しなければならなかったのである。パソコンやネット回線の購入費だけでもきつかったのでとてもそんなソフトを買う(2つで20万以上)余裕はなかった。
そんなわけで満十年ちょうどたって振り返ると、講習がめざしたスキルは全く身につかず、というより今はどんなことをしたかもほとんど忘れかかっている。いまだに続いているのはこの時以来のブログ作成(ヨウツベアップ)だけである。
改めて一番最初のブログ(2010年10月22日)のブログを見てみる。出だしの文だけ一部紹介すると(全文はここクリック)
中世の武士の服装(編集その1)
第一番目にアップしたブログは日本史の服飾史のような内容になっている。こういった傾向は10年来変わっていない。日本史、世界史、宗教史な歴史ものに関するブログが圧倒的に多い。
その次の第二番目のブログ(10月24日)を見ると、旧懐のブログとなる、これも10年たってみると、私の心情を込めたブログにはよく登場してくる。旧懐、昔を懐かしむブログが多い。10年前はまだ満59歳であった、しかし早くもこの時から「昔はよかった」風のブログを書いているのである。今、70歳を目前にこれからブログを書くとしてもますますこのような傾向が強まるんじゃないかと思う。読む人からすれば(まぁ、私の読者などは皆無に近いがもしいるとして)このような、昔を懐かしむような繰り言は読んでいていやになるに違いない。こんなブログはやめるべきだなぁ、と思うこの頃である。
出だしの文だけ一部載せておく(全文はここクリック)
おなじみの定食屋
・・・昔風の食堂です。最近の食堂はその名称もカタカナやおしゃれな名前をつけていますが、ここは伝統を感じさせるような屋号の名前を持っています。そして屋号にふさわしく暖簾も。店の大将ももう80歳を越えると言ってました。
往時ほど繁盛はしていません。私が18歳の頃は学生で大賑わいでしたが、その頃学生だった人は今、60歳を越えます。店とともに客も年老いたのでしょう、今は年配の人が多いです・・・・・
2 件のコメント:
10周年オメデトウございます。継続は力なりですね。
>ありがとうございます
十年前同じ講座の受講生も先生に勧められて全員ブログを作り始めたのですが、久しぶりにそれぞれのブログを見てみますと、いま当時の(20人ほどいた)受講生で現在までブログを作っているのは私一人でした。ちょっと寂しい気もしますが、みなさん、ブログ以外のネットコミュニケーションを使っているんでしょうね。ブログはだんだん人気がなくなっているようです。
さすが先生はまだブログを現在までつづいてアップしてました。懐かしくなってコメントを久しぶりに残しました。
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