今日歯医者へ行って歯を入れた。技術的なことはよくわからないが、完全に歯のない部分が一本あるがそこへ義歯を入れ前後の歯とともに銀で覆っている。
今、半日たつが馴染めなくて気持ちが悪く、かみ合わせも今までにない人工の突起が出来たためか、しっくり合わない。
私はいつまで命が持つかわからないが、この先、命を延ばしても人工の歯が次第に増えてくることは確かである。
最後は総入れ歯か?でも、そうなるのにはまだまだ年数がかかるから総入れ歯まで生きれば、それはそれでめでたいことかもしれない。
なんにせよ自分の本物の歯で生活できるのが一番いいに決まっている。重金属の材料の歯など溶け出る量はごく微量かもしれないがよいはずがない。お仕着せの人工歯は噛む作用にも無理があるだろう。
でも、年齢がいって擦り減ったり、歯の病気などで歯のない状態よりはマシなのだろう。いまさら乳児のように歯が生えてくるわけでもないので、仕方ない。
高齢になって歯のトラブルを嘆いているが、しかし他の生物との比較で、公平に考えてみると、
「まあ、神様は、ヒトに対して、ずいぶん、贔屓したように恩寵を垂れたもんだな。」
と正直に思います。
高等生物で80~90歳までの寿命を与えてくださったヒト以外の生物がいるでしょうか。
ただ長いという寿命ばかりではありません。神様のわれわれに対する恩寵をもっとも感じるのは、成長もうんとゆっくり時間をかけるようにしてくれたことである。
男子などは18~19歳まで身長が伸び、肉体の成長が続きます。これだけ成長に時間をかけられるからこそ、言語、文化、高度な教育を施すことができ、それぞれに人格をもつ人間となれたのは間違いない。犬のように1~2年でおとなになればこうはいくまい。
ヒトはご存じのように猿から進化した。哺乳類の分類の目安の一つは歯の本数、形体である。この分類からいくと人も猿も32本、門歯、犬歯、小臼歯、大臼歯の形体も一緒、霊長目の同じグループです。
しかし同じ霊長目といっても、ヒトに一番近いチンパンジーやゴリラの寿命はヒトの半分もないであろう。いったい進化のいつごろから寿命を延ばせたのだろうか。
その時、神さまは命の寿命は充分に与えたが、どうも歯だけは猿の時代のままとされたのではないかと思います。歯だけはうかうかして寿命を命と同じに与えるのを忘れたんでしょうね。
犬や猫に神様が与えた命の寿命はせいぜい15年ほど、それでも犬や猫は一生懸命いきています。90歳になんなんとする寿命を与えられても不平顔なのは人間だけ。
こうゆうふうに考えると、歳がいって
「歯がダメになってしもうた。」
と嘆くよりも、猿と同じ32本の歯を持ちながら、その歯以上の長い長い命を与えてくれたことを感謝しなければなりませんね。
それにしても入れた歯、馴染んでないわ、噛みにくいわ。
3 件のコメント:
歯は健康のバロメーター的な存在ですからね・・。
自分も最近年末から年始にかけて歯の治療をしたばかりでした。
歯科お疲れ様です。
偶然ですが、僕も本日歯医者に行ってきました。
2,3ヶ月に1回歯石取りに行っているので、幸いにもここ4,5年虫歯はないです。
自分の歯で少しでも長くものを食べたいですから。
努力はいとまないです。
…ですが、歯磨きはどうしても横着しますねw
歯は、日頃のメンテナンスが大事ですね。
わかってるんですが、行動力がないです。
おだいじに!
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