このアニメ大変気に入りましたので、つづけてブログに書きます。
ほんとにこの数か月、ワンピさんやとしさんの影響でアニメを完全に見直しました。
ワンピさんの今日のブログでワンピのアニメがクローズアップ現代に取りあげられていることを知りました。この放送は私は見てないのですが、今までに放映された番組はよく見ていて主題の切りこみ方はわかりますので、ワンピさんの的確な感想で概ね知ることができたと勝手に思っています。
そしてこの「もやしもん」。ワンピがマクロな世界を扱うのに対してこちらはミクロの世界。豪胆なワンピに、柔和な「もやしもん」。果てなく広がる大洋に、こちらはせせこましい農大キャンパスと農園。描く世界はずいぶん違っていても、単に面白いという以上のものを残すのはどちらも同じ。
見終わった後、微生物の知識が自然と頭に入るということはもちろんだが、なんか人も含めたあらゆる生物に対する目線が柔らかく優しくなった気がします。
一神教的世界観では人と他の生き物は峻別されます。ペット以外で愛情の対象などはあり得ぬこと。まして微生物にこのアニメのように愛情あふれたまなざしを注ぐなどは沙汰の限り。日本人以外にこのようなアニメが作れるだろうかと考えたとき、このアニメの凄さがわかってきます。
我が国土は豊葦原の瑞穂の国といわれるほど湿潤で生き物を育むのに適した世界。菌類の繁殖でも同じ。祖先はその菌類の中から有用なものを見つけ、多種類の発酵食品を作ってきました。この多さも世界に比類なきものである。
このような菌類の多さがアニメの元となっているのであるが、このアニメの特長は、人にとって悪さをする菌類であっても、発酵菌類と全く同じ愛情で見ていることである。
「人にとっては、悪者でも、菌類には関係ないことじゃ。」
と老教授にいわしめています。
そして悪者菌も同じようにかわいいキャラにしあがっています。これを見てもわけ隔てのない生き物に対する愛情を感じます。
この学園が舞台の「もやしもん」、同じように学園舞台のある超人気ドラマのアンチテェーゼとして描かれたのではないかと思われるのですがどうでしょうか。
それは「のだめカンタービレ」、おしゃれな音楽大学が舞台です。
それに対し、農業大学、実習は畑の耕作、家畜の世話、糞さらい、などなど、のだめの対極と言っていいほどの場の作り。おしゃれの反対、ださい。そこはかとなく漂うよい香りそしてクラッシック音楽、対、肥しの匂い、生き物らしい喚き声。
これもし同時に放映すれば「のだめカンタービレ」をおちょくっているとしか思えませんよね。
若い人が「のだめ」を見て音楽の道に進んだり、音楽に親しんだりするのもいいけど、私としては、「もやしもん」に啓発されて、若者が発酵産業や農業、畜産に興味が向いてくれる方を、うんと応援したいな。
それにこのアニメの全篇を流れるどんな生き物に対しても注ぐ愛情、これは何にも代えがたい価値がある。子供の情操教育にも寄与すると思う。
5 件のコメント:
今日は第6話と7話を見るんだ。
僕は最近、原作単行本を集めています。3月に最新刊が発売ということです。
ボヤキコメントです。無視してください。
市役所で証明書類をもらうのに450円もいる。
これ、高くない?
薄い紙切れ一枚もらうのになんでこんなにいるんだろ。
医者の診断書の暴利と同じか。
青息吐息で暮らしている市民に
「はい、証明!450円いただきます。」
私的営利団体だったらわかるが、公的な機関でこれはひどくはあるまいか。
公的証明は独占事業、他では発行できるものではないので、言い値で泣く泣く払う。
金持ちは安いと思うのだろうか。貧乏人は450円でもきつい。
名古屋の川村市長さん、証明手数料を下げてよ。うちの市も見習うかもしれないから。
>公的な証明書は人件費なのか? 高いと思います!
ワンピースのNHK・クローズアップの再放送が
あれば、お知らせ致します。
追伸:本日の飲み会ですが、
残念ながら参加が出来ないです。
ホントに申し訳ありません。
楽しんで下さい。
公的な証明書代は高いです。でも、そのうち、変わるでしょう。
でも、徳島のような、田舎は、なかなか変わらないかな?
世の中には、ほんとうに、無駄な既得権益だらけです。
今日、お気をつけてきてください。
お会いできますように!
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