朝は快晴、昨日吹き荒れた風も今はほとんど吹いていない。日和佐駅で汽車を降りると反対側のホームから隣接した道の駅にぬけられる。
道の駅はすべての店、付属施設みんな閉まっている。トイレまでブロックして入れなくしている。駐車場には車も全然なく、人もほとんどいない。数人のバイクライダーがあずま屋で寒そうに背中をまるめて休んでいた。
道の駅から薬王寺入り口はすぐ近く。山門横には、りんご飴屋が店を開いていたが、開店休業状態であった。
本堂
山門横の水洗トイレを使い、前のベンチで休んでいると30歳くらいの青年がトイレの洗面所で顔を洗って出たきた。顔が日焼けでずいぶんほてっている。とめてあったママチャリ(お買い物自転車)の方に向かっている。私が思わず、君ぃ~、ママチャリで旅行してるの?と聞くと四国一周の旅の途中であるという。なるほど見るとママチャリの荷台には寝袋が積んである。岡山をでて反時計回りに三分の二ほど終わったそうだ。これから徳島~鳴門に向かうといっていた。
ママチャリの旅かぁ~、いいなぁ~、四国一周くらいだとなんとかワイも出来そう。野宿はさすが無理だから民宿に泊まるとして二週間くらいか、この歳が実行のギリギリの年齢かも、行きたいなぁ。
薬王寺参拝のあと半時間ほど歩いて大浜海岸に行き、砂浜で小一時間ほどボ~っとする。ここではナナハンライダーのオッサンにあった(50~60歳くらいか)、ナンバーを見ると「旭川」となっている。ずいぶん遠くからだ。聞くとこの人も四国一周で10日間、山間部を含めくまなく回るそうだ。
大浜海岸動画
帰り道、新野駅で下車し、半時間ほど桑野川沿いを歩いて平等寺におまいりする。川沿いの道をテクテク歩いたが野薔薇のいい香りがずっと漂っている。下の写真はノイバラの葎の河川敷、川面にはよく見ると(豆粒みたいだが)カイツブリ鳥のつがいが仲良く並んで遊泳している。
平等寺山門、前の参拝からちょうど一年たったが、仁王さんお二人ともまだマスクを外せないでいる。いったいいつになったらマスクなしで素顔をさらすときが来るだろうか。
本堂、石段を上り詰めたところにある。
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