坂東駅で汽車を降りてまず霊山寺をお参りする。駅から寺までの道には昔の撫養街道の雰囲気が残っている。
霊山寺山門
本堂内部
手水場の右横に仏教の三聖樹の一つ菩提樹がある。(ただしインドの菩提樹はクワ科であるのに対し温帯の日本ではシナノキ科の菩提樹を代わりとしている。
ここのお参りを終えたとき、雨がパラつきだした。ちょうどよい、ここで予定は終了、帰りの駅、板野駅もすぐ近くである。間の良いことに駅に着くとすぐ出発の汽車が入ってきた。乗り込むとワンマンカーなので一人の運転手がすべてを操作している。車内アナウンスを聞くとなんと女性の声である。驚いて運転席を見ると若い女性であった。毎日のように汽車に乗るが運転手が女性は初めてである。このことと雨の降るタイミング、待たずに入って来た汽車、などを思い合わせると、なぜかラッキーな気分になった。
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