黄塵で遠景はかすんでいるが、これも春の季節を感じる一つであろう。さくらは今がもうたけなわ、さくらは多くの場所に植えられているのでちょっと歩けばあっちゃこっちゃで鑑賞ができる(今のご時世、敷物を広げて花見している人はまずいない、プラプラ歩きながらである)。列車に乗っていても田舎の駅のホーム(無人)にはたいてい桜が植わっている。単線ローカルで駅で対向列車待ち合わせ時間が10分もあるので、止まっている汽車の窓から花見ができる。
病院へ行けば、十年前までは遊園地の敷地だったところで、今も当時の桜がたくさん残っている。いい所へ立地したものだ。長くなる診察待ちに外へ出れば桜並木を散策できる。
吹雪いた桜の花びらが病院の敷地の川(江川)を流れていく。細い筋になってゆっくりと下流に向かっていく。私に詩の才能があればいい詩歌ができそうだがもどかしい。
徳島城の桜の風景ではここが一番好き。
ウチの家から一番近い神社の桜、動画でとったが、見上げるとまるで雲ではないかと見まごう桜、そしてその雲間から青空が見えている。桃色の雲と青空をぬって多くの飛天(天人)がスイスイと飛んでいるのが見える・・とこのような幻が見えるようになったら極楽往生が近い?しかし残念ながら天人も迦陵頻伽も見えない。天上からのお迎えはまだか。
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