徳島公園助任川沿道の蜂須賀桜並木が1~2分咲きで花をつけ始めている。
ワイのチンマイころ、春は厳しかった寒さも過ぎて(冬が温暖化して今年なんどは厳しい寒さもあれぇ~へんがな)ポカリポカリと暖かく、庭でのんびりと日たぼっこをしていたウチの腹ボテ猫が春子を産むのもこの頃だ。外では花々が咲きそろい、学年が終わるからかそれとも新しく始まるためか何となくウキウキワクワクするのもこの頃だ。また春の好き日を選んでここいら辺には遊山日とか言うのがあって祖母がお重(ウチラでは遊山箱ともいう)にお煮しめ卵焼き、海苔巻きなどを詰めてくれてそれをもって家族一緒に遠出などを楽しんだ。そんな思い出からか中年を過ぎるまでは春にはいいイメージがあった。
しかし中年すぎてからオイラは「花粉症」とかいう季節性鼻炎に毎年罹り春が終わるころまで悩まされつづけ、それも年々ひどくなっている。世を騒がす事件事故天災が起こるのもワイの中年以後は春が多い。淡路阪神大震災がありウチラにもその影響が徐々に広がったのが平成七年初春だった。そして同じ年の三月、宗教団体○○真理教が神経ガスで無差別大量殺戮を企て世が騒然となったのも春だった。そして数百年以来の規模といわれる東北大震災が起こったのが平成23年3月11日。そして今年は新型ウィルス感染の広がり、これは現在進行形で全く新しいウィルス病なので実態がよくわからないところがあり、今後の展開は見通しがきかず不気味である。
それぞれ起こった時期は近接もあり十年以上離れているのもあるが春の出来事が多い。中世の年代記のようここ数十年起こった災厄の羅列すると世の終末が近いんじゃないかと恐怖すら覚える。そんなわけで最近、春爛漫の季節を迎えてもチンマイころのように「春が来てうれちぃなぁ~」というように感じられない。特に今年は中国渡来のウィルスが蔓延しつつあり、春には大陸から必ずやってくる黄塵に混じり、どんな被害をもたらすかわかったものではない。マスクとアルコルでの手指消毒だけで乗り切れるのか、春はオイラには鼻炎の苦しみ、世には重い試練の季節となっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿